昨晩はかなりの吹き降りでしたが、幸いにも台風27号は、現状は、あまり大きな被害をもたらさず関東を去ってくれたようです。朝は気温も低かったようで、窓が曇っていましたが、日中は小雨程度な穏やかな秋雨になりました。

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 今日は八ヶ岳に行った時、家の駐車場で拾った山栗を食べました。

 きちんと栽培している栗ではなくて、野生の勝手に生えた栗の、それも地面に落ちたのを拾うので、そりゃ、歩留まりが悪いです。

 肥料もやらず、他の樹木や植物と競争状態なので、栗そのもののサイズも小さいですが、何しろ虫にもぐりこまれる率がひじょ〜に高い。
 拾うときに、明らかな穴あきはチェックして、その段階で、大体10個のうち3個くらいしか、鬼皮がきれいなのはないのですが、持ち帰ったものを水につけていると・・・出てきてますよ、白いむにゅっとした幼虫が。ここでまた2/3くらいに減るのですが、むいてみると、また減る。持ち帰ったものの3割5分くらいしか残らない感じです。

  鬼皮をむくのに使った道具は、ずいぶん前に買った栗むき専用の刃物なんですが、今更見て、驚いた! なんと、ファッション・美容関係者の間では切れ味いい爪きりのメーカーとして世界的に有名になっているという諏訪田製作所のものでした。その名も栗くり坊主!



 我が家のは旧式ですが、確かによくむけます。なくさないようにキープしていて現役です!

 しかし、この小さな栗で渋皮まで一緒にむくと、本当に食べられる部分が少なくなってしまうので、鬼皮のみ。そして、渋皮をさらに落とすのはだるいからと・・・・グリルパンで5分焼きまして、インスタント手抜き焼き栗だっ!



 グリルパンは、こちらのムックのもので、すっかり我が家の一員と化しています。↑

 アルミホイルをかぶせて5分焼いて、しばらく置くと、渋皮はぱりぱりになります。実自体は滋味のある地味な味です。商品として売られている栗と違って、素朴な味で、しばしリスの心境。

 もっとも、最近、お山でリスを見かけることがなくなってしまっています。栗が虫に食われる前にとりに来てくれたらいいのに・・・。

 午後は栗をつまんだりしつつ、のんびりとフィギュアスケートのカナダ杯を見ておりました。4回転でしりもちはついたけれど、織田選手、その後の挽回はさすがベテランですね。チャンさんや羽生選手など、主力選手の皆さんも調子いまいちな感じでしたが、やっぱりショートプログラム1位はチャンさんでありました。

 女子ショートは鈴木選手の円熟の演技が光りました。明日も楽しみです。

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