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  北杜市の紅葉の名所、赤い橋、こと東沢大橋の紅葉はピークを過ぎ、やや色褪せ始めていましたが駐車場は、観光バスを含め、ひっきりなしに車が来て、年間一と思われる大にぎわいでした。

 山肌の紅葉は終わりでも、駐車場のツツジや楓は見頃で美しい色でした。
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 赤い橋の下流にあたる黄色い橋の方が、渓谷の紅葉が終わっている感じでした。

 早起きしなかった上、風呂水吸水機能が無いため、えらく時間のかかる洗濯機を二回回して、完全に出遅れモードなので、以前、友人が連れて行ってくれたみずがき湖界わいに行くことにしました。

  観光地図を忘れ、土地勘と記憶を頼りに行くしかないと思っていたら発見した駐在所。若いお巡りさんが何とも親切な上、外まで見送ってくださって、大感激でした。

 お巡りさんがくれた地図入り観光パンフレットを手に、到着したみずがき湖界わい。駐車場も広く、以前来た時に比べて、はるかに多い人が来ていましたが、ゆったりとめられ、穴場です。

  人口湖で、取水施設もありますが、けばけばしい色が無く、スッキリと景観になじんでいました。公的なビジターセンター以外の観光施設がほぼ見当たらず、こういうスポットにありがちな、立ち行かなくなった店や施設のもたらすうらぶれ感がなくて、自然美を味わえる地域です。

 ただし・・あまりに近すぎるせいか、みずがき湖の名前の本家本元、ごつごつした岩肌が特徴のみずがき山の姿が・・・見えなかったのです。^^;

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  実はまずは腹ごしらえ!で看板と記憶を頼りに、友人と行った蕎麦屋へゴー!

 これが、途中からすれ違いも難しい集落の小路に入り、観光バスは絶対に来られない場所なのですが、ひっきりなしにお客さんが来る上、そのナンバーも県外が多く、かなり遠いところから来ている人もいるようです。

 村おこしで地域の女性たちが切り盛りしている店で、地元栽培の蕎麦を手打ちして供していますが、いわゆる蕎麦の名店にありがちな敷居の高さが無く、お値段もリーズナブルなので、辺鄙な場所(失礼!)ながら人気が高いようです。

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 もりそばは600円なり〜。私は蕎麦通とは程遠いのですが、恐らくは10割そば、またはそれに近いものと思われます。独特の舌触りの、つるつるというよりはごつごつとした感じで食べ応えがあります。

 そして、こちらが甲州名物。鶏のもつ煮、通称トリモツ。ご当地B級グルメで優勝して一躍名を馳せたトリモツですが、以前、このお店に来たときはまだ受賞前。その前も山の家から近い蕎麦屋に連れて行ってくれた友人が、トリモツを取ったので、どうして蕎麦に鶏のレバーなんだろう?と非常に不思議に思ったのですが、どうやら、山梨県民の間に、蕎麦にはトリモツというのが一般的になっていたんですね〜。5百円なり〜。

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 本当は蕎麦やトリモツを肴に・・と行きたい所ですが、ご近所在住でもない限り、車じゃないと、ほぼアクセスできない場所ですから、誰もお酒を頼む人はいないようでした(笑)。

 トリつながりで、途中の集落に立ち寄って、これも以前友人が連れてきてくれた店ですが、鳥恵という焼き鳥屋さんでお買い物。1本60円の皮から、80円、100円というお手ごろ価格(予約が必要な丸焼きなどもあるようです)なので、私たちの前にも二組くらい来ていて、焼き上がりを待っていました。焼けるまで、気のいいご夫婦がお茶を出してくれたりするあったかさも、安くておいしいに負けない人気の秘密みたいです。

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 ↑ 素朴な店構えがまたいいんです。お茶をいただきながら座って待っている縁から見える風景がひなびていて、ほっと和めます。

 いったんみずがき湖エリアに戻ってから、ラジウム温泉で有名な増富のコンパクトな温泉街を通って、クリスタルラインと呼ばれる大型車両通行禁止の道路を少しドライブしましたが、渓谷沿いの細い道で、渓谷の紅葉がとてもきれいでした。

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 これ以上進むと、家に向かう方向とあさっての方に出てしまうぞというところで、ユーターンして帰途につきましたが、正直なところ、乗り物疲れして、気持ち悪くなりそうだったので、みずがき湖から運転を変わって(自分で運転すれば酔わないという^^;)、家に戻りましたが・・・暗くなった道、何度か間違えましたです。(^^ゞ

 北杜市の秩父や長野県川上村と接する地域、なかなか魅力的でした。ヽ(^o^)丿 今度は増富ラジウム温泉か、みずがき山リーゼンヒュッテに泊まって散策するのもいいなぁと思った次第。

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