窓を叩き付ける不気味な音を聞きながら寝てしまった昨晩でした。今回は先週のような停電が無かったのは幸いでした。

 目覚めて一番気になったのは、やはり男子フィギュアスケートの結果です。
  
 リビングでストーブとテレビをつけると、嬉しいことに羽生結弦選手の優勝を報じていました。

 羽生君、おめでとうございます。

 入賞の町田選手と高橋選手もおめでとうございます。

  そして、高橋選手はお疲れ様でした。
  朗報に沸くテレビ局では大雪による交通の状況を挟みつつ、演技振り返りをやっていました。

  NHKはダイジェストでも、多くの選手を紹介していて、順位と関係無く、印象的な選手を取り上げているようで、フィリピンから唯一のオリンピック代表になったマルティネス選手、ショートプログラムで痛々しい転倒から見事に立ち直ったアボット選手なども映していました。

 マルティネス選手、目に星が入っていそうな、私の子ども時代の少女マンガの憧れの少年を思い出しました。かわいいですね〜。まだ若いし、先が楽しみです。

  アボット選手は派手さは無いけれど、円熟した美しさで引き込まれました。

  まだ、録画など、全部見返していないのですが、ネット上の情報や順位など見ると、フィギュアスケートも、だんだんアスレチックに近づいているのかなと思います。

  4回転が勝敗の鍵を握ると言われるようになり、さらに演技後半のジャンプに加点というルールも出来て、年々最高得点は上がっています。

  体操競技みたいに、次々高難度の技が出て来て、もともと選手寿命が長くはないフィギュアスケート選手にとって、なおさら体力の消耗が激しいんだろうな〜というのは、ひとりで団体戦のショートプログラムとフリープログラムを演じた結果、個人戦を棄権せざるを得なかったプルシェンコ選手を見ても思います。

  四回転にこだわりすぎるがゆえに、もったいない演技もあったかと思いますし、体力勝負の面が強まっているように思います。

   フィギュアスケートに、美しさ、円熟味などを求めたいってのは、もはやオールドファッションなのかな?

  でも、選手それぞれの工夫をこらしたコスチュームを見ていると、やっぱりアスレチック系より、芸術系であって欲しい分野だなぁと個人的には思います。
  
  今後、滑りの美しさより、ワザに重きを置く傾向がさらに強まるなら、いっそのこと、体操みたいに国別ユニフォームで演技してくれた方がわかりやすくていいかも?と、ふと思いました。そしたら、選手のコスチューム代の負担も減るでしょうし。

  でも、味気ないですよね〜(笑)。

  昔のコンパルソリーに換わるものが、今は高難度ワザの繰り出しなのかな〜?なんて、チロッと思いますが、体への負担は圧倒的に後者が多くて、これ以上、選手に負担がかかるのはとんなものかと思います。

  氷上の隠れ格闘技にはならないで欲しいぞ〈フィギュアスケート(^_^;