毎日、広島の災害のニュースが流れていて、見ていて辛いのですが、今日はもう一つ辛いニュースがありました。

 昼間のNHKで報道していたのですが、関西で祖父が孫と無理心中したとの事。

 NHKでは、お孫さんに知的障碍があると言っていました。

 それ以降、報道に接していないので、詳報はわかりませんが、知的障害がある=前途に希望が持てない、不幸という考え方は絶対に間違っていると思います。

 確かに大変な面があるのは否めませんが、助けて!と言えば、少しずつでも助けてくれる人はいます。少しずつが広がれば、大きな輪になり、和になります。

 好き好んで、孫に手をかける祖父はいないでしょう。思い詰めての事と思います。おじいちゃんを追い込んだ何物かが、無くなる方向に世の中が動いてほしいです。お二人のご冥福を祈ります。そして、こんな悲劇がもう起きませんようにと祈ります。

 昨今の日本、自己責任とか、受益者負担とか、福祉にはそぐわない言葉も増えていて、実際に障碍者福祉への支援が切られている事例も、近隣で見ました。

 日本を率いる政財界では、競争して強くなろう、経済的に潤うならカジノだって取り入れる・・・と、イケイケドンドンと背中合わせのギスギスが横行しているようですが、いろいろな人がいてこそ、世の中は豊かに味わい深くなるのだと思います。
 ところで、もう一つ。これは辛いと言っても、先ほどのような、悲惨なニュースではなく、きわめて失礼な事件。スポーツ界の重鎮にして国会議員でもある橋本聖子さんのフィギュアスケートの高橋大輔選手へのパワハラ&セクハラと思しき言動。

 聖子さんのタガが緩んだ大人げない行動もどうかと思いますし、その場に居合わせながら、暴走する聖子さんを止めずに写真を撮って、しかもリークした人物もいた訳で、それもどうかと思います。しかし、どうして、被害者である高橋さんが、お詫びの言葉を言わなくてはいけなくて、それで事なきとされてしまうのか。

 大幹部に対する選手という立場の弱さを利用されているようで、聞いていて、辛い事件です。

 そして、オリンピックというスポーツ選手ならば、誰でも憧れて、目指す大舞台、最高の舞台なのに、まるっきり正反対のレベルの低い事が行われたスポーツ界の前途に暗澹たる思いを抱かざるを得ないという意味でも、とても辛いニュースです。

 高橋選手が、元気にフレンズ・オン・アイスで頑張ってくれたようなのが救いです(見に行きたかったなぁ。今年は普段以上にチケット確保は激戦だったようで、2年前に行けたのは本当にラッキーでした)。


 ところで、いよいよ明日下山するので、カビ発生防止と気分転換を兼ねて、今日は公設温泉に行ってきました。

 北杜市では10月から別荘所有者向け料金撤廃で、810円という気軽に家族では行けない料金に値上がりするので、これはこの夏が最後の利用になるなぁと思っていましたが、施設の方々も、高額な料金では別荘所有者に総スカンを食らって、先行き暗いので、料金の引き上げは最低限にするように、ほかの公設の温泉共々、市にお願いをしているとの事でした。

 今日はなぜか金魚の日という事で、ド近眼の遠目にはカラフルな花びらに見える、ピープー押すと音が出るおもちゃの金魚がたくさん浴槽に浮かんでいて、子どもたちが寄せ集めたりして楽しんでましたし、スタンプカードも出現していて、温泉も客離れを起こさないように頑張っているようでした。

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