友人、知人と出掛けて、私が一番の差を感じるのは、買い物の量。

  家族思いの心優しい友人たちが、家に食材があるけれど、デパ地下やら名産店で家族のための惣菜やお菓子と言った食品を買って帰るのに比べ、けちんぼの私は、滅多な事では買いません。だって、デパ地下の品物はほとんどの場合、普通の品物よりお値段が高いんだもん。

 例外的に買うのは、小旅行の時や、八ヶ岳の行き帰り等、鮮度が良くて、明らかに自宅界わいで買うよりコスパの良い生鮮品、産地の人たちによる素朴な加工品でしょうか(例えば、鎌倉のシラスとか、八ヶ岳の野菜等)。

  家族4人分ともなると、デパ地下的なお値段では1000円を下回る事はまずない訳で、毎週1回の外出だとして、最低でも月額4000円位の本来不必要な支出になってしまいます。ここにお菓子をプラスするとさらに倍くらい・・・で済むかなぁ?

 まずいのはお財布面だけではないようでして、外出したら、食材の在庫の有無を問わずお買い物する習慣のある友人たちは、カロリーを摂り過ぎの傾向があるようで「ダイエット!」と叫んでいたりします。
 
 外出したから、家族へお土産をという心優しさ。スーパーでは買えないちょっとおされ&美味しいお菓子があるから、自分へご褒美というのは麗しいし、日本経済の活性化を思えば望ましいのかも知れないですが、健康面での下げがあり、余分な医療費や、ダイエット対策費がかかっていたりするのを見るにつけ、あ〜、もったいなや!と思うのです。

 疲れていて、お料理するのがしんどい、とか、今日は家の食材が甚だ不足しているというような時は別として、外出=おみやげやごほうびの食品買いというのは、見なおしてみてはいかがでしょうか?

 おいしいものを食べたいのは人情ですが、日常的に外出するたびに「ハレ」のご馳走やお菓子が食卓に上がるってのは、新鮮味もなくなりますから、普段はつましく「ケ」の献立にしておいて、旅行の時などに、ここぞと産地の名物を買う方が楽しいのではないでしょうか? その時は、ごほうび的ニュアンスも大いに発動させて楽しむのもよろし、と私は思います。

 贅沢は敵だ!というのは、戦時中に於いては、トンデモ発言だったと思いますが、飽食が病を引き起こす現代では、案外と適切な言葉ではないかと・・・あふれかえる食品と、廃棄されるものの多さを見て思うのであります。(^_^;)

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