私としてはなかなかに不調です。

 勿論、3月末からのお出かけ三昧、それみたことかの自業自得も多々あるかとは思いますが、お天気病もあります。

 気温乱高下やら、時ならぬ台風やら、梅雨入りしそうなべたつく気候など。

気象病―天候が健康を脅かす (生活人新書)
村山 貢司
日本放送出版協会
2006-08

 でも、もう一つ、かなり大きな理由は・・・

 最近の日本の流れが心配でならないのです。

 かつて不景気で、国民の間に格差が広がったり、就職先がなかったりした時代、権力を握る側とお追従集団がイケイケドンドンな事を言い始めて、美辞麗句で飾り立てて、好戦的気分が蔓延した中、自国他国を問わず、特定の人びとに対する見下し発言が広まり・・・・

 あげくはご存知の通り。幾多の命が奪われる悲劇的な事態に陥った訳であります。

 その苦しみや危うさを直接知っていて語れる人たちが激減している中、今、再び、しっかりとした裏付けのない言葉遊びみたいな説明で、平和のためにと言われても、経済的状況等も含めて、かなり前世紀の悲劇の端緒と似ていて、ぞ〜っとするのです。

 今言われている「絶対に戦争に巻き込まれない」は、後付けで色々な理由をつけたりして「戦闘に参加する」に簡単に豹変する事でありましょう。その時に駆り出されるのは、言いだしっぺの人たちではなく、庶民というのが、繰り返されて来た事。

 変だな、なんかなぁ〜の現れとして、公共の電波で不適切な事を言うな、と政府が介入したというのに、公共の場である道路や広場で他民族、他国民、弱者を傷つけてやまないヘイトスピーチが繰り広げられている事に対しては、厳しい姿勢が見られないというのもあります。

 言論や表現の自由を自分たちの都合に合わせて扱っているのはおかしい。言論や表現の自由とやらで、人を傷つけるのは放置していて、権力者に対する批判を封じるのはダブルスタンダード。弱者にとって不実で不公正です。

 そして、重大な事が進んでいるのに、テレビ局に危機感が感じられないです。前世紀には新聞雑誌、そしてラジオが大政翼賛をやらかしましたが、今はテレビと、一部お先棒担ぎのネットか(何も必要以上に卑下する事はありませんが、最近のテレビ番組や出版物で、日本はすごい!日本人はすごい!と言いまくっている風潮も、自分たちは優れているが、間違った方向に逸脱するのではないかと心配です)。

 言葉の軽さに、ぞわぞわっと来てます。

 ぞわぞわのために、気分も体調も落ち込みがちです。

 私の杞憂であって欲しいんですが・・・・。

 半世紀、生きて来て、どういう人が誠実で、どういう人が不実かを知ってしまった身としては、とても危うい気分になるのが止められないのです。

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