今日もスーパーのシャトルバスを活用してしまいました。 もう4回も利用しているよ。今日に限っては往復ともです。

 で、初日はガラガラだったのに、日ごとに利用者が増えている感じです。

 昨日は同じマンションの友人に会い、彼女は「あなたがメールをくれるまで知らなかったけど、便利よね」との事。他にも知らなかった、教えてくれてありがとうという友人がいましたし、帰りのバスでお隣の席になったご婦人も「近所のご主人が教えてくれたの」とおっしゃっていました。かくして、伝聞、口伝えで、広まって、利用者が増えれば、売り上げも増える筈・・・であります。

 先方はコストパーフォーマンスを見て、経費に対して売上が上回れば定着し、事と次第によっては増便したり、バスのサイズを変えたりというのもあるかも知れません。

 準買い物難民としてはありがたい事です。特に、足腰が弱く、運転もしんどくなっているシニア後期の方たちは助かるサービスだと思います(えっこらしょと、お尻押されて乗るおじいちゃまを見ましたが、皆さん、急ぐわけでもないし、ゆっくりと待ったり手伝ったり、いい光景でした)。
 で、一昨日、近隣大型マンション区域内にあるコンビニ(な、なんとコンビニも消滅地帯なんです(^^;)に発券手続きに行った後、そこから出るシャトルバスに乗って、違う風景を見たのですが・・・

 はたと気付きました。

 それまで、そのマンション住民がちょいと買い物に行ったであろう小型スーパーはこれで窮地に陥るかも知れないなぁと。

 それらの中の1店舗で、週末にまとめ買いをしているので、これが潰れたらかなり痛いです。

 歩いていける距離にある小型店舗が無くなったら、結局のところ、買い物難民度はさらに増してしまう訳でして・・・こいつぁ考えものだ。

 シャトルバスを出してもらえるのはありがたい一方で、スーパーに限らず、地域の小さなお店が無くなって行く事については、不安を感じざるを得ません。

 非効率なものは集約化して、というコンパクトシティの発想も、これと似たようなものになるかも知れないなぁと思います。

 全国規模の大手小売店が扱う、統一規格で品質とお値段のバランスが良く、安心して買える品物も勿論必要で、多くの家庭では生活必需品ですし、ファミレスやファーストフードみたいないろいろな点で大ハズレやぼったくりの心配がない店も便利ですけれど、オンリーな品物を置いていたり、独自の雰囲気を醸し出している、個性的な(しばしば非効率的でありましょうが)お店が消えてしまって、画一的な商業施設だけって、味気ない。

  
  こういう事を考えず、便利さを享受出来る性格だったら、お気楽でいいのになぁと思う事もありますが、私は子どもの頃から、物事をななめから見てしまう性分だし、そういう奴も世の中に多少なりとも必要ではないかと・・・・思いたいのであります。(^^ゞ

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