今日は母の祥月命日。博多では勇壮なお祭りが行われ、京都では祇園祭の宵宵山で、さぞかし大通りも細い道もにぎわっている事でしょう。

 しかし、そんな日に、戦争法案と揶揄された安保関連法案が衆議院特別委員会で可決されました。

 こんな大事な節目の議事をNHKは放映せず、ネットで見つけた情報でニコニコ動画を覗きました。ニコニコ動画はコメントを書き込めるのですが、反対と賛成の書き込み、拮抗しているというか、ぱっと見、賛成の方が若干多く見えました。

 Twitterはユーザーが自分の好みの情報を得るためにフォローする人を選びますから、私のタイムラインはどうしても安保関連法案に対して疑問を呈する内容が多くなりますが、賛成って表明している人も少なからずいる事でしょうね。

 全部目を通せていないから、断言はしてはいけないと思いますけれど、賛成と書いている人たちの文章、罵詈雑言調が多く、反対派に対しては、彼らが不都合な言論を封じる時に使う「非国民」「売国奴」などという表現も目立ち、ヘイトスピーチ調の文体で、知性を感じられないものが多かったです。

 そういうあなたが、先ずは戦場に送られちゃうんだよと、Twitterでつぶやいている方もいらっしゃいましたが、私も全く同じ事を思いました。

 
  戦後生まれですけれど、戦中派だった親、明治生まれの祖母の話を聞いていて、今回の事態は、かなり危ないと思っております。

  始めは処女の如く後は脱兎の如しという言葉がありますが、太平洋戦争は、最初はそういう感じだったみたいです。祖母が「気付いたらとてもとめられなくなってしまっていた」と戦時中の事を話していましたから。

 だけど、今回は最初っから前のめりで、楚々としていませんでしたね。おとなしくこっそりとやられるより、もしかしたら、バッと派手に出してくれた方が、何が行われているのかが分かりやすくて、いいのかも知れないと一抹の希望を抱いてはおります。
 
 
 国民の理解が進んでいない事を自ら認めながら、採決しちゃう。 

 反対の文字を書き込んだ白い紙を持った野党議員が立ち、議長の周りを取り囲み(これ、賛成の方はご起立にカウントされてしまったのではないかと言う話なんですが)、NHKではなく、先ず民放で大写しされましたが、その様子は異様でした。

 スポーツ応援の会場のバナーならばいいけれど、紙製バナーを持っての抵抗、この写真が、孫、ひ孫の代になって、日本が戦争の泥沼に足を突っ込むきっかけとなった満州事変の項目で使われる「リットン調査団」の写真のような扱いにならなければ良いがと、懸念しています。

 こんなぞわぞわな気分になったのは、東日本大震災の翌日くらいから、あまりに非常な事態になってしまった時以来です。

  あの時は原発事故など、人災な部分も多々ありましたが、自然災害でどうにもならない部分が大きかったのですが、今度は人がコントロールできる事態なので、余計にぞわぞわします。

  このまま、悪い方向へ猪突猛進しないようにと祈る気持ちでいっぱいです。

  我が家は再三述べているように縮小家計故、好景気の文字には踊らされませんが、他の目くらましが撒かれても、しっかりその奥を見る目を持ちたいと思います。

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