なぜか我が家の自動車損保は毎年12月も押し詰まった時が更新なのです。連れ合いが独身時代に初めて車を買ったのがこの時期なんでしょうね〜。

 それでなくても、何となく気忙しい中、先延ばし体質の私としては、うだうだうだうだギリギリまで迷うのです。

 毎年、ポイントなどお得ゲットをめがけて、も兼ねて、見積もりを取るんですが、今回、見積もりの数字で迷うことはありませんでした。今の損保会社で更新だっ!

 迷ったのは、お勧めとして、自転車保険の特約があったこと。

 現状、我が家では誰も乗らないと思っていたし、長男宅に泊めて貰った時も自転車の姿を見かけなかったのですが、念のためショートメールで問い合わせると「乗ってる!」という返事ではありませんか。
 なぜ自転車保険で迷うかと言うと、以前にも書いたことがありますが、あまりに周囲で事故、トラブルが多いのです。片手では足りません。

 思い出すだけでも

1・友人が一旦停止に近い徐行をしている時、坂道を下って来たオバサンチャリに激突された。しかし、オバサンの連れ合いが登場し、逆切れした。警察官があとで「よく我慢しましたね」と言われる程罵倒され、しかも、18万円かかったドアの傷の修理は自腹。(警察官、そんな言葉を言うなら、弱気をたすけで、ちゃんと仕事しなよ!と言いたい👊)

2・隣町の知人、子どもがまだ幼い時に当たり屋体質の老人に自転車を当ててしまったらしい。休業補償だ、なんだと大変な目に遭ったらしい。

3・同じく近隣の話。友人経由。サッカー少年が列をなして自転車で走行中、お車にぶつけた。ここは伝聞ですが、やくざ様のおベンツだったとか・・・(話に尾ひれの可能性は大ですが、ぶつけた事だけは確かなようです)

4・友人のお嬢さん、坂を下っている時に、親がちゃんと見て居なかった幼児が飛び出してきて、急ブレーキをかけて転倒。ところが運悪く、倒れた自転車が幼児を覆うような形になってしまった。実際は怪我をしたのは娘さんだったのに、祖母まで出て来て、検査だなんだと大変な思いをしたとの事。見舞金も要求されたとか。

5・よく知ってる某少年。ぼ〜っとしていて車と衝突。大けがをしたものの、少年側の過失も大きいと、車の運転手から、修理費用50数万円を要求された。

6・親戚同然の付きあいのある知人の妹さんが、自転車走行中に車との接触で亡くなりました。死人に口無しで、運転手側の有利に運んでしまったと知人が嘆いていました。

7・友人の妹さんの嫁ぎ先で、近しい姻戚の方が、駐輪場で逆走して来た高校生の自転車と正面衝突。意識不明の重体の日々の後、長子がまだ中学生なのに、亡くなられました。

 1〜4の中で、1と4は保険を使わなかったようです。1の事例は自動車損保でカバーできたのですが、保険料率のアップよりはと自腹を切ったとの事。4は事故直後にアドバイスを求められて「火災保険でも自動車損保でもいいから、特約として個人賠償責任保険がついていないか探してみて」と言ったのですが、残念ながら付帯しておらず自腹となったそうです。ただし、あとになって、彼女がやっていた学童関係のボランティアにボランティア保険がついていて、それに個人賠償責任保険がついていたことがわかったそうで、悔しがっていました。2と3は伝聞につき不明です。

 5は火災保険付帯の個人賠償責任保険が効いて修理費用はほぼ保険でカバー出来、本人も元気回復でめでたし、めでたし。

 6と7は重大さに言葉もありません。対自動車だった6はそれでも、補償があったのではと想像しますが、7についてはどうだったのでしょうか? 亡くなられたご本人がお気の毒なのはもちろんですが、自分のうっかりミスで大事故を起こしてしまった高校生の心の傷も心配です。

 ・・・という次第で、家族の誰かが自転車使うのなら、保険は必要だ!という結論にはなっているのですが、問題は住宅総合保険に付けた特約の個人賠償責任保険で自転車事故のカバーができるかという点でした。

 保険や共済は各社で少しずつ条件が違うようです。ネットでは「個人賠償責任保険と傷害保険があれば、自転車保険は不要」という論を見ましたが、個人賠償責任保険のカバーする「家族」の範囲にもよります。

 一般的に損保では、「家族」の範囲を、同居の親族、または別居の未婚の子ども(一度でも結婚歴があればシングルアゲインでもNG)としているようですが、試しに友人に聞いてみたら、某共済は「生計を一にしない別居の子どもは独身でもダメ」と言われたそうです。

 そこで問い合わせてみました。 長男は旅行好きで旅先でレンタサイクルの類を借りたりするかもだし、レジャー施設で変わり自転車(3人漕ぎとか)に乗ることもあるかも知れないので、そういうのはどうか?と聞いてみましたら、連れ合いの会社で団体扱いをしてくれている損保代理店経由の保険なので、損保会社に尋ねてみますという事で、担当者からメールでお返事をいただきました。

 結論をさくっと言うと、我が家の保険の場合、未婚の子どもも「家族」として個人賠償責任保険でカバーされますが、あくまでも本人に責任がある場合に限るとの事。

 例えばレジャー施設で自転車に乗った場合、施設管理者に責任がある場合はそちらの保険でカバーとなります。

 また、友人の自転車を借りて、誰かにケガをさせてしまったとか、モノを壊したというときの補償は出来ますが、借りた自転車を壊してしまった場合のカバーは出来ないとの事。

 さらに、複数漕ぎ手の変わり種自転車のような場合、舵を取ると言うか、指示している人が責任者となるので、我が子は単に濃いでいるだけという時にはカバーされないとの事でした。

 という訳で、常識の範囲内での自転車使用では、先方に与えた被害は補償してもらえるようで、その金額国内だと無制限、海外で1億円というのが我が家の特約の内容です。

 しかし・・・
 
 これだと本人のケガ通院や入院などはカバーされません。そこは本人加入の保険や共済の内容と照らし合わせる必要がありますね。

 う〜む・・・・

 また別の友人に聞いてみたら、家族ひとりひとりで傷害保険に入っているという人もいました。うちはco-op共済なので、チェックしてみますわ。


  と言う事、明日こそ! 自動車損保、ネット上で更新しますわ。(^^ゞ


 それにつけても・・・今年度、自動車損保の保険料上がったなぁ〜。以下余談になりますが・・・
 
 オンラインチャットで理由を聞いたら、今までは若年層の年齢を小刻みに設定していたのが、全部取っ払った結果、割高になったそうです。 一方で、懸念していた、ジイサンだから高いというのは、我が家で加入しているSBI損保の自動車保険に関しては、まだ適用されていないという事でした。

 今までは暴走して大事故を起こすのは大概が若い人というのが定説でしたが、今は高齢者が起こす大事故が増えていますから、損保の内容、または法令が変わって行く事でしょうね。

 なお、ネットで見積もり出される時には、セルフアフィリエイトを使うことをお勧めします。これらのサイトに登録して、保険・マネーなどと検索をかけると、自分の申し込みでも何かしら貰える損保見積もりサイトが出て来るかと思います。 その時々や見積もりサイトによって、いただけるものが相当違うようですので、いくつか見比べて、少しでも有利なところから申し込みなさってくださいね。(^_-)



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 ※なお、ネット専用の自動車損保は確かにお安いですが、どちらかというと日曜ドライバー向け。せいぜい通勤通学レベルくらいで車利用する方に良いようです。 お仕事で頻々と車を使われる方などは、割高でも、事故対応の時に担当者がしっかり対応してくれる代理店経由の損保の方が良いかも知れません。聞くところによると、ネット損保では一度事故を起こすと、更新が出来ないケースもあるとかで、よ〜くお調べの上、ご加入をお決めください。

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