子育て仲間の友人が、見たよと好感触のメールをくれたので、私も見たくなり、行って来ました。午前10時の映画祭。

 カトリーヌ・ドヌーウ゛と年子の姉が双子の姉妹を演じ、ジョージ・チャキリスやジーン・ケリー、ミシェル・ピコリ等が出演のミュージカル。

  フランスの田舎町と姉妹の言うロシュフォール。画面がとにかく明るいです。地中海側かと思ったら、大西洋側のようです。
 
 何と言っても衣装が素敵。姉は紫、妹がピンクと言うように同じデザインで違う色。当時の流行のラインなのでしょうけれど、とてもきれい。そして、二人が被る帽子も素敵です。

  姉妹の母は広場に面したカフェを経営。そこに集うのはチャキリスらのイベント屋や、年輩の紳士、除隊を待つ自称詩人の画家等など。スタッフとしてチャーミングな女の子、そして、姉妹のおじいちゃんもいます。

  本当に愛する人との出会いを夢見、姉は音楽を、妹は踊りで身を立てようとしています。

  ダンスがなかなか。陸上フィギュアスケートの川崎さんも負けそうなスピン的な回転多々だし、あー、やはり、フランスは歌と踊りの国なんだなと思わせてくれます。と言ってもチャキリスもシモンズもアメリカンミュージカルの人たちですが。

  今の日本のフィギュアスケートの水準の高さ、やはりリズムより何よりも第一に技術力の高さだよね、とも思いましたが、この映画が作られた頃の日本人の描かれ方は胴長短足が決まりでしたから、それを思うと隔世の感です。

  ハイライトシーンとなるお祭りの場面で、hondaの文字のあるステージがあり、これ、どこの国の?と思ったのは、1978年にアメリカに行った際、お世話になった中西部のドイツ系のおばちゃまが、確固とした口調で胸を張って「ホンダはドイツの会社です」と言ったのを思い出したからです。

  が、本当のホンダでした。オートバイとあの羽根のマーク。チャキリス達の出し物はバイクを使う演技でして、ホンダのバイクって、当時から海外でも人気だったのですね。あるいはエキゾチズムの表現として使われたのかしらん? 何はともあれ、こりゃー、いい宣伝だわ。

  紆余曲折を経て、それぞれおさまるところにおさまり、ハッピーエンドなんだろうなぁ、と思わせつつ、すべてをあからさまにしない終わり方がフランスらしくて粋です。
  
  スタイルもファッションも風景も素敵で古さを感じない中、ここだけは時代が違うと思われたのはタバコ。

  当時は日本でも「タバコは動くアクセサリー」なんてキャッチコピーがあったくらいで、コケティッシュな魅力のある女性、場合によっては少女の喫煙は、オシャレ、自立心の現れなど、割合と肯定的な描かれ方をしていたのですが、今ならどうでしょうね。

  正直なところ、この映画から喫煙シーンをカットしても不都合ないなぁと思いました。が、そこまで「教育上の配慮」をしたら、それはそれで不気味ですよね。

  きわどいシーンはひとつもないですが、台詞や歌詞は大人向け。その辺りもフランスらしさでしょうか。

  なかなか楽しい作品で、長らくお名前だけは状態だったのが、やっと見る事が出来てよかったです。

  女優として、今も重要な役を演じるカトリーヌ・ドヌーウ゛と違い、お姉さんは25歳で事故死されたそうで、だから、フランソワーズ・ドルレアックという名前にはなじみがない訳です。

  生きていたら、妹とはまた違う個性を発揮してくれていたことかと思います。


   映画のあとはちょこっと商業施設をはしごしましたが、結局五本300円の滑らないハンガーを買うに留まりました。

  書店で、その節約はやめなさいというようなタイトルの本をチラ見しまして、家計簿つけてる、500円玉貯金している、などいくつか該当しちゃいましたが、家計簿つける事が苦になる人の場合であり、500円玉を貯めるのがしんどい人の場合らしいので、私は問題ないかなぁ〜(笑)。

  一番うれしいのは最後の方にあった片付けが上手でないとお金が貯まらない訳ではない、という著者のコンサルティング経験からのお言葉でした(要するに片付けが下手な自分に都合いいお言葉なだけですf^_^;)。

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