ちょぼっと自分で買ったのと、親が亡くなって貰ったのとで、今の時期、株主総会の通知が舞いこみます。 そんなに多くないのに、議決権行使のために書類に目を通し、はがきに賛否の丸を付けて、投函・・・ってかなり面倒ですな。 

 私の場合、封筒を資源回収に出すために(ハトロン紙ならそのままでいいのですが)、透明窓をプラごみの方に出すべく切り取ったりするから、ますます面倒なんです。

 しかし、配当だけで生活できちゃうというレベルの方の場合、書類にちゃんと目を通しておられるのでしょうかねぇと疑問(もちろん、一社でど〜〜〜んと持っているのを数社程度なら、目を通せるのでしょうけれど、リスク分散で、あれこれの会社の株をたくさんお持ちの場合は? などと想像してしまうのです)。

 斜め読みしかしていない書類ですが、最大に気になるのは、役員の顔ぶれです。

 ああ、同級生エイジが上場企業の役員なんだなぁと思うと、子どもの頃は同じようでいて、長じると全然違う世界に行ってしまう人たちがいるんだなぁと感慨がありますが、何といっても、男、男、男と、圧倒的に男性が多いのが気になります。

 女性も皆無ではないですが、たいがいは社外取締役などで、そう言っちゃあなんですが、証拠作りのために女性も入れておかなくちゃね、みたいなニュアンスが感じられます。
  これは私たち世代が、結婚したら退職が普通で、私のように出産を機に退職したのは、むしろ遅めだと思われたくらい、男女役割分業が強かったが故に、企業に残り重役に至る人がほぼ壊滅的状態だった、という結果でもありますが、じゃあ、その下の世代がもう少し、役員のリストに載っていてもよさそうなものであります。

 まぁ、持っている株が、間違いない、無難という事で親が買った、いわゆる伝統企業、一部上場ばかりなので、保守的という事はあると思いますから、別な企業だったら、もう少し女性比率が高い可能性もあるんだろうと思いたいです。

 が、女性が活躍する社会って、なんだろねと思わざるを得ません。

 女性に仕事を、共働きをという割に、家事の負担は減らない、女性が軽く見られている、というのは、各種情報番組での女性の不満、ネット上にあふれる不満を見ても、市井で交わされる会話を聞いても、公共の場での男性の態度を見ても、感じられます。

 安部内閣の唱える「一億総活躍社会」(これ、戦時中のスローガンを思いださせるので、私の周囲では不評ですし、働かざる者食うべからずと言ってるようで、なんかな〜と個人的には思います)で、女性もドンドン働くべしと言いたいのでしょうけれど、実が伴っていないのを感じます。

 要するに、勤勉に働いて、家事も育児も介護も、み〜んな家庭でやりなさい、つまり、多くのアップデートが足らない日本男性の言うところの「そんなの女の仕事」とされる部分の負担は減るどころか、福祉予算切り捨てと、平均寿命の延びで、介護の負担は家庭に持っていきたいし、行政の肩代わり的な事は増やしていきたい訳で・・・その上に、勤勉なお仕事・・・う〜・・・・過労により、平均寿命は縮むでしょうなぁ(政府喜ぶ?とブラックな妄想👿ですが、これ、あながち間違いではないような気が・・・💦)。そして、少子化はますます進むでしょう。

 政権与党は大日本帝国憲法的な憲法にしたいようですが、首相の言動に現れる矛盾を見ると、本音はその頃の女性の働き方に戻したいんだろうなぁ・・・と思われて来るのです。もちろん、あからさまに戦前のスタイルは取らないとしても、ブラック企業、ブラックな働かされ方がこれだけ増えているのも、伏線に思われます。ぞぞ〜。 もちろん、そうなった日には、女性だけではなく、非富裕家庭の若者も、働けども、働けども、我が暮らし楽にならざる・・・と嘆くような働き方をさせられるのでしょうね。

 何てたって、借金大国ニッポン。 無い袖は振れないんですから、不満を言わず、安く、タダ働きに近いような働き方して、なおかつ良妻賢母でもあって・・・・って、それじゃ、いくら経っても女性の役員は増えませんわな。高みにたどり着く前に死屍累々。


 
 私が生きている間に、株主総会通知の書面に、お飾りではない女性役員が、少なくとも3割位は入る日が来るのでしょうか?

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