インド映画ってかなり好きです。

 ハリウッド映画や日本の大手配給系と違い、大々的な宣伝をしないし、いわゆるシネコンではなかなか上映しないようなので、視聴する機会がない人も多いとは思うのですが、パワーがありますわ。
 はまり始めのきっかけは、この作品の主演監督コンビによる「きっと、うまくいく」でしたが、その後、子供達がかわいいお弁当絡みの佳作や、悩めるニューヨーク在住のマダム、夫と心がすれ違う妻の話など、何本か見ました。

  見たのは、もちろん、シネコンではなくて、シネマ・ジャック&ベティで、今回もです。

  インド独特の風景や風俗が描かれる一方で、普遍的な感情が丁寧に描かかれていて、知名度の高い俳優頼みの面もまま感じられる大作系の洋画、邦画では得られないものがあります。

 また出てるあの人!という安心感と表裏一体の有り体に言えばマンネリも少ないんですわ。

  前フリが長くなりました。

  この映画のタイトルのPKって、何だろう? サッカーのPK戦と関係あり?と薄ぼけた事を連想していましたが、インドでは酔っ払いの事なんですね。
  
  粗筋を言ってしまうと、その段階でネタバレになってしまうので、とても書けません(笑)。

  主役のアーミル・カーン、素晴らしいです。「きっと、うまくいく」ではユニークな学生からスタートでしたが、本作ではユニークさは倍増どころじゃないかも。

  そして、ヒロインのチャーミングな事! インド女性はサリーを纏い・・・という映画も見ましたが、物語の始まりの片方がベルギーという事で、現代的で活発なヒロイン、ジャグーは「なるほど、アーリア系のインド人、ヨーロッパにいて違和感ない」なんて、妙な事に感心してしまったりします。

  ジャグーという名前の由来も、物語のキーポイントにつながりますが、歌に踊りに笑いというテンコ盛りサービスで楽しませつつ、現代の社会問題を大きな視野で描いてもいます。

  だいたい午後2〜3時くらいって、トホホにも眠たくなる事が多くて、映画によっては、はっと気付くと瞬時うとうとして、大事な場面を見落としたりするという事もあるのですが、この作品も絶対に眠らせてくれません(^w^)。

  笑って、ホロッとして、考えさせられて・・・・お勧めです。

  地方に行くほど金太郎飴の輪切り状態で、買い物する場所が大手物流業者による似たような造りになったり、映画館や書店、手芸用品店と言った趣味の店は縮小したり、無かったりなので、横浜という日本有数の人口を抱えるエリアの端っこに住むメリットを感じるのは、こういう映画を見られる時であります。

  願わくば、日本全国で頑張って遠出しないでも、佳作映画を見られる場所が増えますように!

image


  映画を見る前に、時間調整のためにうろついた伊勢佐木町です。日本語以外が飛び交い、ゆるーい場末感があり、日本というより、ここはアジアだぜ!という感じがします。これも横浜らしさなんだろうなぁ。(*^-^*)