若い人たちの間ではどうなのか知りませんが、年金生活に突入して、最近、シニア層の多い場所、時間帯で動く事が増えたせいか、時々気になる現象を見ます。

  それは、やたらと不機嫌で、連れ添っている女性にぷんぷん怒りちらしたり、ばかにしているシニア男性。

  連れ添っている女性は多分奥さんでしょうね。そして、いつでも怒っているとは思いませんが、怒りっぽい人で、自分が気安いと思っている目下(と思っている相手)にはそれをストレートという以上にくどくぶつけるタイプらしいというのはぱっと見でわかります。

  
  ぶっちゃけ義父を思い出しました。大正一桁の長男、戦争を乗りきって頑張って来たという自負心も強かったのだと思いますが、不機嫌の標的は家族、取り分け義母でしたね。

 晩年は耳が遠くなっていたのもある一方、義母だって年をとってフットワークが以前程ではなくなっていたのですが、直ぐに反応しないとプリプリしがちでしたし、ちょっとでも思い通りの反応と違うと勝手にむくれるみたいなところがありました。

 さすがに私には血縁がないので、私に対してがみがみするのは遠慮してくれていましたが、私が居ようといまいと遠慮なくプリプリするので、見ていて義母が気の毒だし、疲れるのは事実でした。

  義母はいまどき飛行機に一度も乗った事がないという旅行が全然好きでない人ですが、ポツリと「お父さんは人前で怒るから一緒に行きたくない」と漏らしたのが印象的でした。もともと好きでない以外にそこが大きかったのかも知れません。

  夏の終わりの小諸でも、大浴場の入口で、奥さんとおぼしき女性に高圧的にせめまくっているじいさんを見かけましたし、つい最近も近所の店の回廊でガミガミやってるじいさんがいました。

  あれ、傍で聞かされるといたたまれないし、がめいているじいさんは、自分がエライと思っているんでしょうけれど、真逆にしかみえないんですよね。ちいせー、ちいせー!と言いたくなります。

  外でやらなくても同じ事です。

  
  自分に対しては完璧に振るまい、いつもニコニコ上機嫌な顔をしていないとたちまち不機嫌になる人って、レアに女性でもいない訳じゃありませんが、だいたい男性ですね。

  人徳がない、狭量、セコい、短気、思慮深くない、なあんて、ろくでもない印象しか与えないのに、いまだに絶滅しないのが不思議です。

  男というだけで偉い!(女性の場合、長女だから偉いとか、優等生だから偉いとか、美人だから偉いとか、ある程度細かい条件をクリアしないとなので、男性に比べレアなんでしょうな〜💦)と言うふうな間違った育てられ方したか、そういう環境に育ったかわかりませんが、こういう周囲を不愉快にしてしまうタイプ、早く絶滅して欲しいです。👊


   うちにもプリプリDNA貰ってる甚だ怪しい人物いて、かなりストレスでーす。
  
😰