世の中には、何かにつけて文句の多い人というのはいるものです。

  その文句が正当なクレームとか、大きな組織のやり方に対する疑問などなら世の中のためにもなりますが、個人的に文句が多いという人もいます。

  総じて、小心者、ふだん、言いたいことを言いたい相手に言えない人が、言いやすい相手に文句を言いがち。先に書いた困ったちゃんと共通なものがありますね。(-_-;)

 相手が善意でした事でも、ミスがあったり、思い通りではなかったり、少しでも面倒ごとがあると、きーきー、あるいはぶーぶーと声をあげる感じでしょうか。 

 赤の他人ではない、友人や親せきなど、身近な人からの話なのですから、最初から損になるような話を持って行かないのが普通なのですが、まず文句な人は、頭から疑ってみたり、話を最後まで聞かない、手紙ならきちんと読まないなど、するべきことをするのを厭います。

 要はちょっとでも何か手間がかかる事をするのは自分に対しての負担、損だと思う超面倒くさがりなのだと思います。
    近しい間柄で、良いと思われる話を持って行ったのに、きちんと話を聞かないで、生半可に手を付けて「やっぱり面倒」と行ってみたり、「言ってきたからやってあげているのだ」というような上から目線で対応されたら、誰だって、いい気持にはなれません。

 仏の顔も三度と言いますが、1度や2度ならばまだしも、毎度のように同じ対応をされたら、次からはスルーしようと思うのが普通でしょう。

 あたりさわりのない会話はするかも知れませんが、せっかく親切な気持ちで話したことでき〜っとされるなんて、不愉快なことは避けたいですから、アクションが必要な話は持って行かなくなります。果報は寝て待てって話はそうそう転がっていませんし、そもそも、その果報も、何かを起こした結果を待つわけでして、最初から何もしないでいいことが来るなんて、「待ちぼうけ」みたいなもんです。

  えてして、こういうタイプ程、本人の疑い深さと裏腹に悪徳商法にははまりやすいのではと思います。相手はプロの詐欺ですから、上から目線に対しても、ヨイショして気分よくするのは得意中の得意。そして、面倒くさがりで、説明をきちんと咀嚼しようとしないのですから、都合のいいところだけ聞かせれば良いわけです。

 悪徳商法レベルの酷いところにはいかなくとも、ヨイショされて、思いのほか高いものを買わされたり、不利な条件で契約したりという事になってしまうリスクは高そうです。まぁ、知らぬが仏ならばそれもありですが、後で知ってから、きーきーぶーぶー言うのもこのタイプの常套で、聞かされる側は大変に疲れるタイプでもあります。

 中には「あんたがちゃんと注意してくれなかったら騙された」「あの時に言ってくれてたら」なんて自分が聞く耳、読む目をを持たなかったことを棚に上げて、責任転嫁さえするタイプいます。そんなタイプからはひたすら離れて、全部自己責任でと仕向ける事で自己防衛するしかありませんよね〜・・・・って友達ならばそれでいいんですが、親戚、そして家族にこのタイプがいると、被害に巻き込まれる可能性が高くなりますから、黙っていられない、だが何か言えば、文句がごまんと帰って来るところが辛いところです。💦


 おいしい話が来ないどころか、パッと見だけおいしそうな、実は毒な話だけ来る。そんな風にならないためには、身近な人の話を頭ごなしに否定したリ、感謝すべきところを恨み言を言ったりする、勘違いな人にならないように、まずは話をちゃんと聞く、冷静に判断することが必要ですね。

 自分のところにはちっともいい話が来ないという人は、自分の日ごろの態度を振り返ってみた方が良いかもしれません。

  私の友人たちは、幹事的な事をしている時に、多少ミスっても「それも楽しみのうち」「いい思い出になったわ」と言ってくれるような人たち、ありがとうと言ってくれる人たちばかりです。幸せなことですね。(´▽`)

人気blogランキングへ