六曜って、名称は知らなくても、仏滅とか友引とか、冠婚葬祭で言われることが多いので、結構生活の中に入ってきている概念かと思います。

  最近こそ、仏滅に結婚式でお安く!って風潮も出てきましたが、私の若い頃には「結婚式を仏滅だってぇ!」というレベルでしたし、恐らく、今でも友引には葬儀はしないのではないかと・・・(もっとも、高齢者が増えて、ご葬儀の数も増え、斎場に空き待ちの行列が出来ている現状ではどうなっているのか分かりませんが)

  一般人も、なんとなく「今日は仏滅かぁ」「大安だからね」みたいなところがあるのではないかと思います。

  そして、実は私もその一人。
 とはいえ、そもそも科学的根拠がないらしいし、仏滅とか大安って、実際はあんまり関係ないねという思いは体験上思います。

  直近ではおいしいランチにきれいな花をたくさん見られ、春らしく楽しい1日だった29日、仏滅でした。で、大安の翌日は、運よく遅れて来たので乗れるかと思ったスーパーのシャトルバスが満席で乗れないは、駅から1番ちかいところで買い物しようとしたら、そこはポイントが付かないなど、吉日とは言い難いものがありましたが、この手の逆転(?)はしょっちゅう経験します。

 なので、あまりこだわらないで良いと思うのに、気にするのは・・・

 先延ばししたいことをやらない言い訳に使っているのです。

 例えば、予約していたホテルのキャンセルとか、何かの払い込みとか、必ず行かなくてはだが、今日ではなくても良い外出など、いつかやらなくちゃだけど、今はなんとなく気が進まない時に「今日は何やってもだめという赤口だ」と言いつつ「明日は先勝だから、午前中にやればいいよね」などと、先延ばしにする口実に六曜を使っているのです。

 また、慎重を期した方が良さそうなことを決める時も、暦の良い日にしようと先延ばし。その結果、例えば行きたかった何かの予約が塞がってしまったり、その日になって他の予定が入ってしまったりしたら「ご縁が無かった」と思う事にして、無理やり勢いで決めてしまった方が後悔したかもと思う事にしています。

  要は気分で動いているという事ですな。(^^ゞ

  しかし、同じことをするのなら、時間的に許す限り気分よく動くというのは、なかなかに大事なことだと思っています。

  今日は先勝。午前中がいいのだという事になっております。実は昨日は赤口(六曜の定義上では、正午頃の短時間を除き何をやってもダメな日扱い💦)だったので、先延ばしして、明日やろう!で寝てしまいました。

 不思議なものですね。上に書いた大安と仏滅みたいなことも多いのですが、今朝に限っては、やらなくちゃと思ったこと、先方から連絡があって、否応もなく腰を上げなくてはいけなくなったり(連絡がなくてもやるつもりではいましたが、連絡を貰ったことで1時間は早まったようです( ´艸`))、ちょっと参加を迷っていた事も連絡があり、やる気になったり・・・・六曜の文字通りになったようです。


  かくして、まことにご都合主義な六曜解釈をしつつ、ゆるゆる生きております。

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