母校の校長が同級生というよしみで、初めて同窓会なるものに出席しました。

  高校を卒業して幾歳月。綾小路きみまろさんじゃないけど、あれから○十年!という訳です。

  校長は高校時代にスクールバス利用圏だったのにもかかわらず、バイク通学が許可されていたのに、そして、帰りは確実に八ヶ岳の稜線を上るコースになったのに、ずっと自転車通学をしていた真面目な野球部員でした。

  なので、相変わらずしゅっとして、グレーというかところどころスカンクヘアの私を覚えていてくれて(って、後から思うに幹事の友人から出席者聞いといて消去法でという気もしますが、それならそれでさすが校長になるだけの世渡り上手👏)、会の終わりには校長室を披露もしてくれました。
  しかし、よく聞くように、男子は誰だかわからない(゚ω゚?)のが殆ど。

  高校時代はクラスの隅で時々ニコッとしていて、授業中はほぼ無口だったあの子が、市役所で鍛え込まれて、まぁ弁が立つわ。

  同じクラスでちょっとミステリアスな感じのカッコイイタイプだったあの子が、フクロウっぽいオジサンになってたり。

  私たちの高校時代は一部にリーゼントみたいな髪型の子もいたけど、ほぼほぼ長髪(と言っても、今でいうロン毛レベルではなく、今の女性のショートカットか、長くて肩先くらいまで)だっただけに、普通のオジサンヘアや、つるりとされた方は誰が誰だか?でしたが、よーく見ると面影がありました。

  昔のすき間風の吹き付けるサブーい校舎、木造やらプレハブやら。準過疎地ですらプレハブ校舎が建っていたのは、こどもが増えていた時代の名残でしょうか、それとも戦後の復興の中、無い袖を振って、教育に最低限必要な環境を用意した名残でしょうか?

  それらはとうになくなり、立派で明るい校舎が、昔の敷地の形状や大きな木、記念碑などに面影を留めながら建っています。近隣の植生もやや変わり、今は富士山は上の階からしか見えないそうです。

  記念講演はパリダカこと、パリ・ダカールラリーで名を馳せたレーサーの篠塚健次郎さん。清里にお住まいのご縁で誰かがお願いしたとか。かつて三浦友和さんの姉上が清里にペンションで話題になりましたが、その旦那様で、一時休業のペンションは再開され、清里バブルが弾けたあと、大人の雰囲気のお宿になっているようです。

  お題は生涯現役。パリダカの過酷なレースの映像から始まり、お話はパリダカの苦労話や、今携わっておられるソーラーカーのことなど。現場体験していないとわからない貴重な裏話は、レースファンならご存知なのでしょうけれど、門外漢には耳新しくおもしろかったです。

  盛大なガス喰い、時として命を落とす危険なレース、その意義は?という疑問が浮かびましたが、多分、過酷なレースにより、自動車の性能アップをはじめとする開発に寄与しているというお答をいただけそうです。

  だいたい、そんな事を言ったら、氷の上で早く移動するならまだしも、限界に挑み、しばしば身に堪える怪我をして、20代半ばでベテラン扱いされるフィギュアスケートってどうよ?と言われそうですね。💦

  講演の後は場所を変えて懇親会。現役高校生のフレッシュなブラスバンド演奏。

  まず校歌。私たちの学年は普通科と農業科が分離して、普通科が新校舎に移り、校歌も刷新された一期生でしたが、その後、再び統合。さらにルーツを同じくする商業高校も統合したので、前の校歌に統一されていました。懐かしいメロディー。覚えていました。

  続いて「君の瞳に恋してる」。おおーっ、これってTHE ICEのフィナーレのテーマ曲ですよ。毎年振り付け変えて、スケーターと会場が一体になって踊る馴染み深い曲でノリノリになりました。

   準寒冷地とはいえ、冷房効かない大きなホール(体育館は別にあるらしい)で、オジオバは食べ物や飲み物の並ぶテーブルを前にしているのに、お昼ご飯も後回しに、大熱演の高校生たち、キラキラしています。

  長男がブラスバンド部にいたから、分かりますが、レベルかなり高く、山梨県の大会で上位だそうです。しかも、清潔感あふれる姿。

  私たちの時代は、茶髪にピアスに厚化粧はさすがにいなかったけれど、自分も含め、だらりんちょが多かったのに、みんなさわやか〜。黒髪のきちんとした子の勢揃いなのにびっくり。

  輪ゴムヘアバンドという超ユニーク長髪してて昔からのオヤジキャラのまんま照りの良い地元のオヤジになった、今回幹事を務めてくれた元同級生によると、今の母校の生徒さんたちは本当にきちんとしてて、変な子がいないんだそうです。へーっ!です。

  アンコールまで熱のこもった演奏を楽しませてくれて、会場が盛り上がり、その後はビンゴにくじ引き。
  
  ビンゴ運は良くないよね、と思ったら、なんとくじ引きで地元で有名な銘醸の営業する飲食店の2000時円の商品券をいただいてしまいました\^o^/

  サントリーの工場に程近く、当然ながら、こちらの方が老舗です。つまり、水がおいしいのよ、だからの南アルプスの天然水だいっ!

  女子の方はしょっちゅう会っている友人や、久しぶりとは言え横浜在住の友人とは全く違和感なしでしたが、三年間一度もクラスが一緒になったことがない人に関しては、地元の友人に確かめないとわからない、名前を聞いてもわからない方がいくらかいました。他の年次の方になると、元が来たり者で地縁のない私はちんぷんかんぷんでありましたが、それは想定内です。

  男女分かれて座ってしまったので、話さずじまいの同級生もたくさんいましたし、幹事には女性もたくさんいた筈なのに、マイクを持って仕切るのは全て男性(若いブラスバンド部員まで)なのは、土地柄なんでしょうか? それとも女性活躍の掛け声とは裏腹に進む社会全体の保守化を受けているのでしょうか? 率直なところ違和感はありました。

 農業科の生徒さんたちが作ってくれたというカラフルな唐辛子の鉢をお土産にいただき、弾丸日帰り組の列車の時間が近付くまで、何しろ喫茶店なんてない場所なので、玄関前の木陰でおしゃべりを楽しみ、再会を約束しつつ別れ、友だちに送ってもらい、帰宅しました。

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  光陰矢の如しという慣用句が浮かぶ一日でした。

  同窓会は規模が大きいので、次は同級会で、みんなの頭の中にあるタイムカプセルを開けてみたいです。