今秋は音楽ウィークのようで、今日は子育て仲間の一人がメンバーのコーラスグループの公演で大船に行きました。

  もとは幼稚園のお仲間が集まって始めた会だそうですが、各種受賞されたりの実力派。ちょっと楽しい演出もあったりして本格的です。

  鎌倉芸術館の大ホール貸し切りという大舞台でしたが、アカペラあり、懐かしのメロディー(少し前のNHK土曜時代劇の枠で放映していた「えっちゃん」の時代に全盛期だった戦前歌謡曲なので、厳密に言うと、親が懐かしんでいたのを懐かしむ曲でして、コーラスのメンバーの方たちにとっても現役で親しんだ曲ではないのですよね(*^^*))、耳なじみの良いクリスマス楽曲ありと、4部構成で、聞きごたえがありました。

  あっという間に感じられたという事は、やはり楽しく、心地よかったからなのです。
  亡き父がコーラスが好きで、私が子どもの頃は職場でコーラスをやっていたし、退職後は地元のシニアの男声合唱団にも入っていました。

  けれど、娘の私は、中学校時代の音楽の先生がえこひいきするは、理不尽な事で叩かれたりしたことから、コーラスに対するイメージが悪化してしまったこともあるし、結婚後は子育てに追われ、その後は自らまいた種とはいえ、不規則に八ヶ岳に行くので、月に複数回定期的に集まるというのが出来難く、コーラスは聴くだけの人になりました。

  でも友人のステージを見ていると、お腹から声を出して、美しい旋律を奏でるのって、とても気持ちよさそうですし、みなさん、きらきらしています。友人の会のレベルになると、合宿や遠征もあるそうで、そこでのお仲間との語らいも楽しい事と思います。

  コーラスは聴いても、見ても、参加してもなかなか良いものですね。

  輝く場のある友人を羨ましく、頼もしく思いました。

  終演後は、一緒に誘い合わせて鑑賞した、同じく子育て仲間のマダムと楽しいお茶♪ 

  大船は一般の人が抱く鎌倉=古都のイメージと違って、アメ横的な活気と、都会的便利さ(エキナカすごい!)を持ち合わせた街で、なかなか魅力的です。

  ちなみに鎌倉芸術劇館は元松竹の大船撮影所跡地近く(跡地そのものはスーパーや学校敷地になっているそう)に建てられたモダンなホールで、ギャラリーなども併設していますが、光庭の竹が美しいです。

   往路で北鎌倉を通りましたが、円覚寺の紅葉が赤く色づいていて 、今年は温暖化の続くここ最近では早めに晩秋を感じました 。
  

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