恐る恐る起きましたが、さすがゴッドハンド! それとも腹巻巻いて寝たのがよかったのか? 何はともあれ、昨朝までの腰が曲がらない!顔洗うのがえらく大変ではなかったので、絵心のある友人が絶賛していた映画を見に出ました。

 今朝も鉄板腰なら諦めましたが、上映がこの金曜までとかで、行かねば!行きたい!
 NHKエンタープライズが制作に関わり、上野で二つのゴッホ展(厳密にいえば、一つはゴッホも含まれる、でしょうか)も開催中ということで、朝のニュースのミニ特集で、ゴッホの筆致に沿い、日本人画家を含む百人規模でのアニメーション原画作成の様子を紹介していたのも、興味を引かれた理由です。

  ゴッホの実在の画に描かれた人物に似た俳優が演じる上に油絵の具が塗られたような、斬新なアニメーションです。

  本人の名前を冠した有名な肖像作品の人物もいれば、風景の中の一点に見えるのをふくらました人物もいたりで、作り手の想像力に負う部分は少なからずですが、ストーリーは更に!でしょうね。

  かなりの部分は公式サイトに載っていますが、本作の主人公で、ゴッホと弟テオの文通の配達をした郵便配達人の息子が、テオに渡せなかった最後の一通を託され、最初は不承不承、途中から熱心に動くうちに、自殺と伝わるゴッホの死に疑問を抱くようになる、というミステリー仕立てです。

  動くゴッホの画には引き付けられますが、それ以上に、美術の時間に、あるいはその後も「ゴーギャンと暮らして不仲になって、自分の耳を切ったり、精神を病んで拳銃自殺」と聞かされて「強烈な画を描くけど、ちょっと危ない人っぽそう」と思ってきたゴッホの新たな面が感じられました。

  エンドロールに流れる曲、あー、聴いたことある、これは○○の曲だ!

  の、○○を思い出すのは、昨日書いたような状態の自分では無理かと思いましたが、シアター出る間際に思い出せました。ドン・マクリーンの楽曲をニューバージョンで他のアーティストが唄っている。しかし、タイトルは思い出せません💦

  ドン・マクリーンって1970年代活躍のアーティストで、アメリカンパイというヒット曲が有名ですが、それからして知らない人の方が多そう。

  映画の前と後にちょっとだけ、お店まわりをしましたが、相変わらず、購買意欲が湧かず、セリアでシリコンのマグカップの蓋一個だけ買っておしまいにしました。