今日は私の友人の中では珍しくマダムな雰囲気を漂わせている友人の車に乗せてもらって、まずは葉山の釜飯屋さんで腹ごしらえしました。

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  葉山と言っても、横浜横須賀道路の横須賀ICを出て葉山に入ってすぐの場所で、かなり端っこみたいです。

  だいぶん前に行った事がある横須賀の中心部近くにある(龍馬の妻、おりょうさんが亡くなったあたり)米穀店が経営する飲食店のひとつのようで、だからお米が勝負の釜飯なのでしょうね。ですが、今日は時間の関係もあり、わっぱ飯ランチにしました。

 車がないとなかなか行きづらい場所で平日なのに、ランチタイム大賑わいで席が空くのを待ってる方もいました。

 そして、そこから友人にお任せで鎌倉市へ。

 鎌倉へと書かないのは、行き先が鎌倉市と言っても大船だから。

 既出ですが、大船って、子どもの頃に「大船市」だと信じていたくらいで、鎌倉と全く雰囲気が違います。一般にイメージする鎌倉よりは、むしろ横浜の郊外っぽくて、三菱電機の工場を始め、広大な敷地にで〜んと立つ建物が多めな地域です。駅近くはアメ横的な活気のある商店街が元気で、庶民的な雰囲気と利便性を持ち合わせている街です。駅そばの高台におわします真っ白な観音様も印象的です。

 昨秋に友人のコーラスを聴きに行った鎌倉芸術館、昔の松竹大船撮影場跡地にほど近い場所にあるホールで、近所の仲良しが習っている水彩画教室の発表展示があるというのを見に来たのです。

 入口の受付に鎮座する友人にあいさつし、先生の作品を皮切りに、一人3点出品という作品を拝見。細長いギャラリーにずらりと額が並び、なかなか壮観です。生徒さんの数も多い盛会なお教室のようです。

 水彩画と言っても、描く人の個性や、技法もいろいろあるようで、友禅染になりそうな筆遣いもあれば、陶器の絵付けにしてはというような感じ、イラスト風、写真のような感じなど、バラエティーに富んでいて、見ていて楽しめるし、油絵のような重たさがなく、片づいた部屋(!)に飾ったら素敵だろうなぁと思いました。

 友人はもともと建築関係でパースを描く仕事をしていただけあって、風景画の中の建造物の線がしっかり狂いがなくて、色のセンスも良いし、見ていてすっと入る作品を描いていました。一方で、松茸の土瓶蒸しの画は美味しそうでした。 超忙しい人なのに、よくぞと思いますが、前にも書いた通り、だいたい忙しい人ほど、時間の使い方が上手ですよね。

 今度、八ヶ岳に来たら、南アルプスの稜線を描いてよと注文付けて、画面に入りきらないよ〜とブーイングされました。(^^ゞ

 連れて来てくれた友人も、帰宅後、夕方からサントリーホールのコンサートに行くという二毛作状態。そもそも茶道をたしなみバイオリンも弾かれ、わんこのお世話もして・・・とやっぱり時間の使い方が上手!

 往路は一般的なあまり景色が美しくない道を通って来たので、帰りはナビにお願いして、建長寺に行くことにして、北鎌倉〜鎌倉経由で戻りましたが、今日も人の多い鶴岡八幡宮界隈でした。

 二日連続の鎌倉訪問、それぞれ趣は違うけれど、どっちも楽しうございました。

 帰宅したら、睡魔に襲われた、二人の友人とは格段のパワーの違いを感じたトホホでした。

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