豪雨の報道に加え、千葉県中心の地震があり、土曜日のゴールデンタイムのNHKの番組編成はすっかり変わってしまいました。

  中国地方の豪雨の影響が心配です。そして、ふだん首都圏の震度3報道でも殆ど揺れを感じない我が家でも、今日はかなり揺れました。余震がありませんように。予震ではありませんように。

  そんな中、読みやすいレイアウトで愛読している東洋経済オンライン、本日の夜のアクセスランキング1位が『恐怖の実話!悪夢と化した「夢の田舎暮らし」』サブタイトルが『場所によってはこんなにヤバい「人間関係」』となかなか強烈な見出しであります。

 どれどれ・・・とちょっと予感がしつつ読んでみました。
  ありゃりゃ、ビンゴです。それもドビンゴです。

  いえいえ、内容がではありません。場所が・・・いささかぼかして書いてはいますが、これ、うちの田舎じゃんか。景観描写を読むと(それが事実に基づいた描写だという前提ですが)、山の位置、そして集落という事で、だいたいどの地域か分かってしまいます。

  高校時代の友人が住んでる地域だよね、多分。💦(うちの村の事だろうとご指名の方もおられましたが、違うってば! 山の見え方が違うんだよ〜と、思わず書き込みたくなりました(^^ゞ)

  アクセスも多ければ、コメントも多いです。東洋経済オンラインの記事、面白いのになと思ってもノーコメントのコラムも結構ある中、しっかり伸びています。そして、単なる腹いせ的にこんな田舎クソ呼ばわりする人もいれば、自分の体験から、田舎の閉鎖性を述べる方、残念ながら山梨県人、地元出身者の方からの地域に対する否定的コメントもありました。少数ながら、田舎の良さを述べる方、都会から来た人の態度も問題有ではないかという書き込みもありましたが、だいたいがこんな田舎要らない!でしたね。

  確かに閉鎖的な面も無い訳じゃないとは思います。特に私が高校時代に転校した頃は(今を去る事〇十年前(;^_^A)、移住というのはかなりレア。高校を転校という事自体があまり多くないらしいですが、準へき地指定の高校への転校生という事で「スケバンが退学になってやって来る!」というとんでもないうわさが飛び交っていたと後で知って大笑いでしたが、それくらい訳アリだと思われたものです。

 当時の選挙の様子などには、確かに八つ墓村チックなところがありましたが、その後、兄たちが移住して、姪や甥のクラス名簿を見せて貰ったら、もはや半数以上が来たり者でした(名字で分かる!)。

 来たり者も集まればそれなりの勢力になりますから、この記事に書かれているような閉鎖性を維持している地域というのは、役所の人が言ったような、困ったちゃんが牛耳っているのでしょうね。で、困ったちゃんというのは、別にド田舎だろうと、都市部だろうといるものです。

 ここ横浜だって、地域によっては困ったちゃんな顔役がいてトラブってるという話を聞いたことがありますよ。また、牛耳らない困ったちゃん(問題行動)でも、お役所の無力さは、田舎だろうと都市部だろうと変わらないと思います。しかるべきところに相談しても「刑事事件を起こしてくれないとどうにもならない」って放置された事案、知っています(今はさすがに刃物を振り回す輩を放置はしないでしょうけれど、我が家の子どもたちが小さい頃、そんな話が隣町であったのです( ̄▽ ̄;))。

  田舎ってのは、面積が広いが人口が少ない、歳入が少ない、だから、どうしても個人負担が大きくなる面は否めません。例えば、道路清掃なども、この辺りだと一人あたり数メートルからせいぜい長くて20メートルくらいで済むものを、一人で500メートルとか負担しなくてはいけなくなる。運動会など行事にはみんなで手伝わないと、手が足らない。手を出せないのなら、金を払えとなるのも、公平を保つためには仕方ないのかもと思う面がないわけでもない。

  しかし、これも都市部だから楽って訳じゃないのは、自治会やPTAという任意団体での活動を通して、実感しています。 むしろ、さしたる理由がないのに、一切手を貸さないで、みんなが頑張って来た結果だけを楽しむ、フリーライドしちゃうのに罰則無し。そういう人たちに対する不公平感のストレスは都市部の方があるかも。

  田舎故のつながり濃密すぎる欠点も感じないわけではないですが、逆に防犯面では安心です。どこの誰がどうだから、というのが分かっています。私が高校の時、軽い知的障害のある男性がいましたが、彼は少し言動が怪しいけれど、決して悪い人間ではないというのが共有されていたので、危ない人と決めつけて怖がらないで済みました。かつては鍵を掛けないでも家を空けられたのは濃密な人間関係がいい意味で監視をしてくれていたからという面もあります。

 誰がどこに行くのか、何を持ってるかが気になったのは、貧しい時代の話で、今はうちの田舎は豊かな暮らしをしていますし、皆さん海外旅行なども行ってるので、あれこれ干渉したがる人の方がレアではないかと思うのです(特に居住空間の広さなんて、羨ましいよ〜)。

  都市部だって、あれこれ他人を詮索したり、人の家の様子を知りたがる人、いますよ〜。

  田舎=狭量で干渉したがり、覗き見主義で頑固という思い込みはいかがなものかと思います。もちろん、そういう人もいますが、例えばですね〜、映画「白磁の人」の主人公の浅川巧さんのような偏見のない、こころのフラットな人格者も結構います。

  なので、記事は運悪く移住先にしてしまった困ったちゃん仕切りエリア(類は友を呼ぶですからね、一人人格者がいると地域が良くなりますが、困ったちゃんボスがいると全体的な風通しが悪くなったりします)の残念さを紹介しているのだと思いますが、それを一般化して、田舎はクソ呼ばわりは、そういう人の心の狭量さ、それこそ彼らが口を極めて罵る閉鎖性丸出しではないかと、そして想像力の欠如をも思うのであります。

 また、私の知るトラブル、都会から来た「元有名会社のお偉いさん」の上から目線で権利を主張するという横柄な態度が引き起こしてしまったというのもありました。都会から来たんだ、おれは偉いというような上から目線ではなくて、腰を低くして、事情をきちんと説明して、お願いすれば、分かってくれる人が多いのは、むしろ都市部以上かも知れません(時たま、すごい強欲のわからんちんもいるようですが、これも都市部でも同じこと。いや、今の永田町見てると、大東京の真ん中にこそ私利私欲の強欲がはびこってる感が( ̄▽ ̄;))。

 ま、きれいごとじゃない部分もありますけれど、兄一家が楽しそうに暮らしているのを見ていると、そして、同級生のかなり多くが進学でいったん市外、もしくは県外に出ても、地元に戻って来ているのを見ていると、この記事に書かれているのを鵜呑みにして、北杜市クソやん!(無定見なソーラーパネル林立を許しているところとか、金丸時代に計画された高速道路計画をごり押ししてるなど、確かにクソってなところも無きにしもあらずですが💦)と決めつけないで欲しいと思うのです。

 しかし、読ませるためのタイトルとは言え(だから自分も引き込まれて読んだので、痛しかゆしではありますが)、ちょっと先入観植え付け過ぎだなぁと思うのは、やっぱり八ヶ岳エリアラバーだからでしょうな。

 この記事書いた方、ペンネームでしょうけれど、清泉亮さん。読み下し、せいせんりょう、はい清泉寮、他にご著書もおありですが、北杜市に関係あるじゃんと思わせてくれるお名前ですね。もう少し優しいタイトルにしていただきたかったけれど、この記事のどぎついタイトルはこの方が付けたのではないのかも知れませんね(と思いたい)。

 この発刊されたてのご著書のネタの一つがこの記事なんだと思います。




  この本を全部ちゃんと読めば、一部切り取りのこの記事とは違う様相かも・・・・早く市立図書館に入りますように! (買いなさい、買え、買え<ぢぶん (-_-)/~~~ピシー!ピシー!)

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