昨晩、Yahoo!路線案内で調べものをしていましたが、うまく情報が得られず、何回かホームに戻っていたところ、ニュース画面にソチオリンピック銅メダルの、の文字が目に入りました。

    刺殺の不穏な文字と、銅メダル、テン、え、どなた?

    一瞬、これがデニス・テン選手と結びつかず、経路検索を始めたものの、気になって、直ぐにもう一度画面に戻って見たら、フィギュアスケートのデニス・テン選手が彼の車からミラーを盗もうとした泥棒に脚を刺され、亡くなったと言う衝撃のニュースでした。
   テン選手と言えば、ソチオリンピック直前の台北での四大陸選手権大会での姿が目に浮かびます。

    実はファン歴浅く、テン選手の事を知ったのはその時が初めてに近い状態でしたが、何故か大会参加選手たちの中では、彼を目にする事が一番多く、同室のコヅ友さんから、移動中に「ほら、テン君」と言われたり、ホテルそばのスターバックスがお気に入りのようで、お母さまらしき年格好の女性と同席しているのを見たりしました。

     四大陸では小塚さん、無良さん、ナンソン選手が表彰台に上がりましたが、その後のソチオリンピックでは素晴らしいスケーティングで見事な銅メダル。

      台北ではサングラスかけて、いまどきのオサレな若者風でしたが、オリンピックメダリストとなって、故郷カザフスタンの英雄として、日本のフィギュアスケートファンからはしばし殿下の愛称で呼ばれるほどの風格を身に付けて行かれました。

       2015年の上海での世界選手権大会で、滲み出るオーラを感じました。美しい所作で、心にスッと入って来るスケーティングでした。

      
       ごく最近もカザフスタンでのショーに織田信成さんなど、日本人スケーターを招いてショーを開かれたと言うことですし、小塚さんをはじめ仲良くしていたスケーターも多く、世界中のスケーターからの哀悼の意が寄せられていますが、本当になんと言う事でしょう。

     インスタグラムでは直前まで元気な様子の動画をアップされていたそうですし、小塚さんもつい最近、彼が開発に携わったKOZKAブレードを送るよ、楽しみ!とラインでやり取りしていたばかりで、ショックを受けておられました。

      訃報から一夜明けましたが、私の頭の中では、普通の若者としてのテン君の姿が目に浮かんでしまい、まだまだ先が長いはずの人が不慮の事故や災害ですらなく、犯罪被害者になってしまった事に胸が詰まります。

        きっと故国のためにスケートのみならず、様々な事に尽力してくれたであろう英雄を失ったカザフスタンの方たち、切磋琢磨したり、時にははっちゃけたりスポーツ仲間としてやって来たスケーターたち、そしてファンにとって、本当に残念で、嘘であって欲しいニュースでした。

     引退のニュースでも寂しいのに、デニス・テン選手との唐突なお別れは切なすぎます。

      心よりご冥福をお祈りいたします。