なーんて事を思ってしまったのは、日々、すこぶるたくさん録画して、ダビングするという習性が定着してしまった毎日が日曜のお方を見てです。

      録画して放置、ハードディスクの容量が危なくなり慌てるは良く聞く話ですね。

   私もつい最近、撮り溜めていたけれど放置していた番組をバッサバッサと削除したばかりです。 見たいと思って録画はしたものの、あまりの数の多さに、この先見る時間ないなで見切りをつけたのです。

     で、何削除した?   ・・・忘れちゃいました。って、つまりその程度だったんですね。

     話があちこちになりましたが、実は新Blu-rayを何とか設置後、気息奄々だったはずの古いBlu-rayが、ライバルに負けない!と奮起してしまったのか、一部使えない機能はあるし、かなり不安定とはいえ、頑張ってくれてまして、家人が同時に4番組以上の録画をする時に使っております😅。

     そもそも、こんなに録画して見る時間はあるのか? 

     ・・・・・そういえば、この人、新婚旅行の時もレンタカーでドライブ中に、しまいには100メートルに一回かよ(あくまでも体感ですが💦)と言いたいほど、車を止めては写真を撮って、内心ウンザリしましたが、それが機械モノのバージョンアップと、本人のバージョンアップならぬ加齢で、亢進しちゃった感じです。🤷‍♀️

      自分もやたらとフィギュアスケート絡みの録画をするので、偉そうな事は言えませんが、フィギュアスケートって、そんなに年がら年中放映されませんが、家人の場合、ニュース、情報番組を見るごとに感があります。

      恐らく、その根底にあるのは、地デジ番組はタダで配信(除くNHK)されているんだから、それを録画して楽しむのはタダ!という考えがあるのでは?と自分と重ね合わせて想像しています。

     お店で作品を買ったり、レンタルするのと違って、お金がかかるのは、初期投資のBlu-ray機器とダビング用の、今やえらくお安く感じられるようになったディスク。10枚買っても、作品一本より安いぜ!・・・とそんなところでしょうね。

     恐らく、本人は後で楽しみに見返す、歴史の記録だ!と思っているはずです。

      ですが、ずーっと見ていて、ダビングしたディスク、取り出して視聴しているのに遭遇した事がありません。

      義父が元気な頃、毎日のようにラジオの一口英会話という番組をカセットテープに録音して、寝室の書棚の手前にズラーッと並べていたのを思い出します。

      いやー、年を取ったら、これを聴いて英語の復習をするんだ、と人気者になったキンさんギンさん姉妹が、CMギャラの使いみちを聞かれ、老後のために貯金するとおっしゃったというのをほうふつとさせるような事を言ってました😅。

   で、結局どうなったかと言うと、義父が亡くなった後、いつしかカセットテープはいなくなりました。堆積を我慢していた義母が何とかしちゃったんでしょうね。

    つまり、義父が時間とカセットテープ代を掛けていた労作は、何の意味も無かった訳です。

     家人のBlu-rayディスクも同じ運命を辿るのは目に見えています。

    私が処分出来ないとしても、息子たちも懐かしがったり珍重したりもないでしょう。戦前や戦後の記録用機器を個人で持つのが難しい時代のもの、記録が消失して貴重化してしまったならいざ知らず、今の時代は放送局や山ほどの個人が記録しています。

    増してや、ただダビングするだけで、タイトルすらわからない山積みでは、たとえどんな事態になっても、どこからもお呼びがかからないはずです(几帳面だった義父はカセットケースにタイトルを書いていたかと記憶します)。


    と、ここまでつらつらダラダラ書いて来て言いたい事は、発端はただだから、すごく安いから、で始めた事が、後世にツケを残すだけって事がある、なんです。

    今の時代、ゴミ処理も以前のようにアバウトではないし、今後、有料化が進む可能性も高いと思います。また、ほかの雑多なものと共に残されていたら、人を頼んでの処理とならざるを得ないかもです。

    となると、本当にタダ?の答えは、いいえっ! かえって高く付きます!!!!   に尽きます(; ̄ェ ̄)

     タダほど高いものはない!ってこういう面でも言えるんですね。さすが先人のお言葉には知恵が満ちてます👏

     
     って、えらそーに書いてないで、その視点から考えてみなきゃ、私の身辺整理f^_^;