子どもの頃、冬になると母が手ぬぐいをざっくり縫って作った布袋に家族が食べ終えた後のみかんの皮を入れて、入れ口をしばって浴槽に浸けていたものでした。

    空気を含んだ布袋が水面に浮かぶのをぶくぶく言わせながら沈めたり、絞ったりはお風呂タイムの小さな楽しみでもありました。
   長じては入浴剤を使うことも増え、この何年間かはもっぱらアロマオイルを少し垂らすアロマ風呂。アロマオイルのおかげでか、子どもたちが小さかった頃の風呂場によく出没したチョウバエは我が家から逃走なさいました。

   というのは置いておくとして、みかんが出回る季節になって、最近、またみかん風呂回帰しています。

     アロマオイルも良いですが、在庫切れを起こすと直ぐには買えない環境の我が家。それに年金生活になって、緊縮財政というのもあります。

    同居人数も食べる量も減り、皮を袋に入れてのみかん風呂だと、それなりの量が溜まるまで待たなくてはだし、待つ間にカビが生えたり……(^◇^;)

    ならばいっそのこと、カピカピに乾かして粉砕して溜めよう。みかんの皮って漢方じゃ陳皮とか言うんだよね。

    そこでバーミックスのグラインダー登場!

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   二男が幼稚園児の時にタッパーウェアの代理店をしている保護者の方から勧められて、清水の舞台から飛び降りました。二男がアラサーになっても元気いっぱいな分、運転すると、リフォームしてるかのような音が出ますが、それほどモーターがしっかりしてるんですね。多分、私が死ぬまで現役でしょう。

   また脱線f^_^;

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   ざっと粉状態にした皮は、買ってはみたが殆ど使っていなかったお茶パックに詰めます。100均にもあるはずです。

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    初回、一枚だけ使用したら、浴槽の中で中身が出てしまい、多すぎる湯の花風情になってしまったので

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    反対側からもう一枚で包むと、大丈夫でした。

    なあに、もともと死蔵品でしたし、上の一枚は次の時に再利用するのです(笑)。

    今回、米びつに虫除けにと入れてた唐辛子🌶も一緒に粉砕しましたので、さぞかしあったまることを期待しますが、肌にチクチクするかも知れないなぁ😅  果たして?!

    農薬?

    多分、子どもたちが小さかった頃、みかん風呂をほとんどしなかったのは、入浴剤のいただき物があったりしたのもありますが、農薬のことも気にかけていたのだろうとは思います。

   が、もはや大人ばかり。また今の農薬は昔のほど強烈ではなく水で流れる、という言説を都合よく解釈して、浴槽に放り込む前に、サッと水で流してます。今のところ、不都合はありませんが、面の皮が厚いので、皮膚が丈夫であろう身だからかも知れません。

   唐辛子入りを含めて、お試しの方は自己責任でお願いします🤲



………こんな弱小ブログでも、自己責任でお願いします、と一言書いておかないと何があるか分からん世の中になりましたね😓