ホテルでてんこ盛りモーニング。

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    当地伝来の、とかコピーを読むと次々に欲しくなってのてんこ盛り。もちろん、完食!

   三輪そうめんのにゅうめんとか、古代の酪に因んでの牛乳汁とか、ご当地こんにゃく煮などなど。

    昨日の食事が昼夜弁当だったのも手伝って、動物性たんぱく質も!でした。


    本日のルート

キトラ古墳体験館→高松塚壁画館→昼食→樫原神宮→大神神社

    ※橿原神宮到着時にアンケートハガキと布製シールが配布され、このツアー、奈良うまし冬めぐりの一環だと初めて知りました。

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   上から見ると公民館、下から見ると博物館な体験館で、大陸の文化を濃厚に伝える壁画の説明や映像を見ました。

     館外のキトラ古墳、私のミスリードでチラ見しか出来ず、自由時間があと10分欲しかったです。

   高松塚は私は再訪。壁画館の入口の紅葉がこの前に来た時と同じくきれいです。

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   高松塚付近から眺める山里の風景がTHE日本の秋と言う感じです。

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    前回立ち寄らなかった文武天皇陵。近くで無人販売のミカン100円なりを購入。

 本日のバスも昨日同様の奈良交通で、大変フレンドリーなドライバー&ガイドさんで、ガイドさんは勉強熱心で自身も散策。このみかんは海風が無いから、そんなに甘くないかも、外観サイズがこれこれだと良いのでは?とのアドバイス。周囲にいたツアー参加者はほぼ全員お買い上げ。

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   飛鳥駅近くの柿の葉寿司の店でランチ。普通ならシニア主体のツアー参加者にはちょうど良いか、人により若干少ないかなの量。

   しかし欲張り過ぎた朝食が圧迫。時間が早めな事もあり、柿の葉寿司と柿どら焼きは持ち帰り。

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   昼食後はドッと睡魔に襲われて、果たして起きていられるのか心配した橿原神宮拝観。

  ところがこのツアーの目玉の部分だったのです。

    特別な正式拝観だそうで、一般は入れない場所に昇殿。神職の方のユーモアを交えた説明もあり、目が覚めました。

   橿原神宮は神武天皇が即位の地と思われる場所に明治時代に鎮座と、明治神宮よりは古いものの、割と新しい神社ではありますが、初代天皇と深いつながりのある場所として、とても格式が高いようです。

    寺院でも皇室とつながりが深いと、非常に厳かな雰囲気で、俗気が感じられませんが、こちらも同様。

   美しく掃き目のついた玉砂利を見ながら静々と内陣を歩き、代表になった方が玉串奉納後、礼拝。

   建物の由来、京都御所からの檜皮葺の重要文化財になった神殿は源氏物語の世界を思わせる蔀戸が補修されてピカピカ。

   伊勢神宮から賜った建物に壁を付けた式場などの説明もありました。

    写真撮影オーケーの場所になると、どうぞとのお言葉もあり、みんな撮りまくり。

  年に一度二日間だけ使われるという勅使のための館と、文華殿、という織田有楽斎の家系の藩邸はお庭の紅葉がきれいでした。

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   来年は恐らく新天皇が初代ご先祖様にご報告にいらっしゃるはず、と神職の方の気持ちも盛り上がっている様子でした。

   帰り際に参拝記念のクリアファイルと来年の干支の飾りをいただきました(ところが、何としたことか、帰宅後、バッグに入れたはずの干支が行方不明。いただいた瞬間、モノが増えちゃう、と内心密かに呟いたのを神様がお聞きになられたのでしょう。このまま出てこないなら来年の厄を先に持って行ってくださったと確信いたします)。

   最後が三輪山がご神体という大神神社。
   
    こちらは庶民的な活気に満ちています。夕方で撤退準備中ながら、参道にはたくさん屋台が並んでいました。

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  ランチタイムとキトラ古墳の説明映像を見る時間以外、バスから降りたらほぼ立ちっぱなしだったので、かなりヘロヘロになってはおりましたが、本殿へ1番近い階段を覆う楓が見事な黄色で、紅とはまた違う美しさでした。

    こちらを最後にバスは大阪経由で京都駅へ。

     土曜日、紅葉がまだ見頃、で激混みの京都駅。飲食店は行列が出来ているので、帰りの新幹線で食べる夕食用弁当を確保するにとどまりました。

   短くも充実の一泊2日。

   先日の中国地方ひとり旅では個人旅行ならの良さを味わいましたが、今回は個人で回るのは大変な場所や個人では対応してもらうのが難しい体験が出来、パックツアーならではの良さを味わえました。