子育てが終わってから、学生時代に加入していたオーケストラ仲間に戻った友人からの、恐らくは楽曲目当てのお誘いで、ディズニー映画、実写版のくるみ割り人形を見ました。
くるみ割り人形と言えば、私にとってはディズニーアニメ大作のファンタジアのイメージ。
特に好きだったのは、中国の踊りでキノコたちが踊るシーンでした。
何の予備知識もなく、音楽映画なのかなぁと思っていましたが、要所要所でくるみ割り人形のメロディーが流れるけれど、冒険活劇でした。
それも、王子様を待って、他力本願で、というふた昔前のヒロインではなくて、クララは運動神経も良くて、年相応なへそ曲がりや反抗はあるけれど、使命感のあるキリッとした少女です。
名付け親(ゴッドファーザー)のおじさまとしてモーガン・フリーマンが出て来たり、くるみ割り人形から大尉になる青年が黒人のナイスガイだったりするのが今風です。
原作者のホフマンや作曲家のチャイコフスキーの時代は白人オンリーで、女子どもはおとなしく言う事聞いてりゃいいだったと思うので、いい意味で時代が変わっているのを感じます。
ネタバレになるから書けませんが、ストーリーも一捻りあり、結構楽しめます。
クリスマスシーズンのファミリー向け作品と言う事で、戦闘シーンもありますが、目を覆いたくなるような場面はなくて、終盤になるに連れて和めます。
我が家は今年はクリスマスの飾り付けもまだしていない、と言うかしないまんまで過ぎちゃうかも状態なので、作品の中でたっぷりクリスマスの雰囲気を楽しめました。
日本語吹き替え版と字幕版があり、友人は英語も堪能なので字幕版にしましたが、時間的に先に昼食を取った方が良いので、居酒屋さんのランチにしました。
友だちと映画館のあるターミナル駅で会うと二回に一度はこの居酒屋さんランチしているのではと思います。
お値段手頃、ファミレスやファストフードと比べて、半個室っぽいので、周りの音が気にならず、おしゃべり出来るから。^_^
映画を見終えると、もう薄暗くなり始めていて、家路に急ごう気分になり、鑑賞前にいっぱいおしゃべり出来たので、とっとと帰途につきました。