ギリギリまで行くかどうか分からないと思ってましたが、ギアが入ったので、大倉山に行きました。

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   大倉山と言えばスキージャンプの札幌の大倉山が有名ですが、こちら横浜の大倉山は付近から見える小高い丘の上の洋風建築がシンボルらしいです。

   って、実は中学時代の下車駅で、当時、一般には門戸を閉ざしていた大倉山精神文化研究所、精神とつくと、怪しい人という当時の中学生の狭い世界観から、あの建物の中には人が閉じ込められてるんだよ、という不気味な中学流の都市伝説が蔓延してました。

   だから、おっかなかったし、小学生の頃、テレビで見た古いマイナーなホラー洋画の舞台のヒルハウスという館と立地も外観も似ていたので、遠望でも呪いの館みたいに思えました。怖い事にかけては、夜の車窓から見える下から照らし出された大船の観音様並みでした。💦

   一般公開されたのは子育て時代くらいでしたか。友人と中を覗いてみたら、あっけらかんな明るさでした。

    駅の横の急坂を登り到達しますが、こんなにキツい坂だったか、と歳月の流れと脚力低下を実感😅
    

   ですが、今日見たいのはこっち!

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     むかーしのことをぼんやり覚えていますが、ずいぶん整備されてきれいになっていました。面積的には小ぶりですが、静かな谷戸で、落ち着きます。

    やはり、まだちょっと早かったですね。

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  まだ一部だけですが、紅梅と白梅を見られました。多分見頃は中旬くらいでは?と思うのですが。

   池の見える日当たりの良いところを見つけ、得意の持参のトップバリュのブランサンドをかじっていたら、上品なマダムが、こちらよろしいかしら?とそばに座られ、開花状況などお話ししているうちに、ひとり旅談義してしまいました。

    少し年上と思しきマダム、ひとり旅に憧れるものの、まだ経験がないとおっしゃるので、ビジネスホテルのことや、ひとり旅入門には京都が良い、などなどエラそーにお話ししてしまいましたが、留守家族に申し訳ない気持ちになられるという心優しい方。

  では、序の口にお住いの近くに店舗があると言うJR東海ツアーズの弾丸旅はいかが?だの、京急のみさきまぐろきっぷや葉山女子旅きっぷをオススメする勝手に回し者状態になってしまいました。

    楽しくお話ししたあと、坂を下り駅に戻りますが、とても眺望の良い場所なのだと今更ながら知りました。公園と反対側は新興高級住宅地の趣で、建坪大きめな家屋が見られました。

    で、今日のメインはこちら。初訪問のトレッサ横浜に来ました。交通費節約のためと、土地勘ない場所でバスに乗るのはあまり得手ではないので、大倉山駅から徒歩ですが、初めての場所なので、歩くのに慣れている私でもかなりの距離に思えました。

   中学時代の 同級生の出身小学校のそばを通りましたが、当時の横浜は人口急増期で、生徒をしこたま抱え込み、学区も広くて、行った事がない場所がほとんど。道沿いにこんなに立派な神社があるのか、など感心しつつ到着。

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   トレッサ横浜は環状線沿いに北館、南館があり、移動用の歩道橋が架かっています。

    トヨタのショールームやピットがあるショッピングセンター。よくFM横浜の生放送で、トレッサ横浜の名前は聞いていました。

  で、メインイベントがこちら。日が当たり反射してしまいました。

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     小塚崇彦さんが、抽選に当たった小学生10人に30分の指導を2グルーブ行うという企画です。リンクに到着して間もなく、小塚さんご登場で、タブレットを見ながら当選番号の発表です。当たるように!とお祈りの手をしている少女もいました。

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   とてもコンパクトなリンクの周りは人垣が出来ていましたが、当選した!と抜ける親子がいらしたそばだったので、リンクに張り付き位置を確保出来ました。

     最初に靴を選んだあと、場外で子どもたちと準備運動をしているのが垣間見られました。

    今の子どもたちはヘッドギア、膝当て、肘当てと安全対策していて、痛い恐怖はあまり抱かないで済むの、羨ましいです。

    指導はまずはコケ方。ぺたんと座り、立ち上がる時は必ず両手を前に着き、お腹を氷に向けてとのこと。

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  右手で手すり掴み、カツカツ音を立てて氷の上で足踏みすると、自然に前に移動。この状態で2周くらいすると、今度は手すりのない入り口部分も入れて移動。さらに極力手を放してねで移動。

    今度は手すりから離れてリンクの真ん中を短辺の長さで移動。両手を広げてスケーターっぽく移動しましょうとご指導。

   その次にひょうたんスケーティング。

    中にはいくらか経験がありそうなお子さんもいたものの、ほとんどが初めてかなという感じでしたが、わずか30分で全員が手すり磨きを卒業でした。

  ちょっと転んでしまったり、うまくいかない子にも目配りや過剰過ぎない手助けがあり、オバハンは内心、そこ、変わって〜!と叫びたい思いで羨ましかったです。f^_^;

   でも、一番羨ましいのは、的確な指導を最初から受けられて、スケート好きになれてるだろうなぁ、という点です。

   遠〜いあの頃、リンクの方の場当たり的な指導ではなくて、今日みたいな的確な指導を受けられてたらなぁ、とは思いますが、そこはあの時代全体がまだまだだったので、仕方ないですね。安全対策も自前の手袋くらいでしたし。

   子どもたちがちょっと一息という時に、お楽しみのスケーティング演技。

   いやー、速い。狭いリンクをかなりのスピードで旋回。これを下手な人がやったら子どもたちにぶつかり大怪我をさせてしまうかもです。久々に見たぞツルスケ!\(^-^)/

    そして『この広さでは初めてですが、やれる気がするから、やってみるね』で三回転。おお〜!とかヒューヒューと周りから喝采。

    2クール目もしっかり見ました。

    昨秋のアクアクライベントの時より、身体が絞られて、キュッとしてました。

    上越市の水族館、うみがたりの海獣水槽的なコンパクトなリンクですが、その分、距離が近くて、よーく見えました。

     小塚さんの足下、小塚ブレードの継ぎ目のないフォルムのきれいさまでも。^_^

   レッスンの最後に先生と集合記念撮影をする保護者の方々、ひけてから、ツーショットも撮らせてもらって良い思い出になり、きっと親子共々フィギュアスケート好きになってくれたのでは?と思います。

     最後の最後、日曜日の混み合う館内にキャリーを引きながら、誰にもぶつからず移動する速さ、さすがの反射神経に驚かされました。

    ちょっと頑張って出掛けて良かったなぁと大満足の日になりました。v(^_^v)♪


蛇足)お直ししたキルティングスカート、スリットは具合良く、歩きにくくなかったです。^_^


会場で何の注意も無かったので、撮影して画像アップしましたが、もし不都合を指摘されたら削除しますね。