四大陸フィギュアの放送は夜なんですが、いまどきはネットで結果が分かってしまうのが、良いんだか悪いんだか、ですね。

    待ち切れないのと、夜は家人がテレビ前にいるので、live streaming、略称、ライストで、昼から夕方にかけてライブを見てしまいました。

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   どうも新中古パソコンの方がナチュラルな色みなので、そちらでライブを見て、元からパソコンの方で、熱心なフィギュアスケートファンと思しき方が実に詳細な情報を網羅してくださっているサイトを開いて、並べて観戦。

   なかなか便利です。が、途中で画面が固まるので、両方とも同じライブ画面にしたら、あら不思議。

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   同じwi-fiからの電波なのに、どうしてズレる、右左で?😅

    左の新中古の画面が1、2秒早いです。しかも、新中古の方が固まりやすいです。おおもとは同じですから、同時に固まらないのは機械的な問題でしょうか? もしそうならイヤだな。

     そんな事は置いておきまして、第3グループから見られたのですが、日本の三人は全部第3、最終グループに入っていたので、漏れなく見られました。

    実は録画をしたのと、ライストがあるのに気付かず、ショートプログラムは見ていませんが、ショートで失敗して涙がこぼれたという三原舞依さん、会心の演技でした。

    天使が舞い降りるとファンは形容しますが、今日の舞衣さんはまさに天使。フワッとした雰囲気ながら、確実にジャンプ、スピンなど決めて、笑顔を絶やさず、見ていて幸せになる演技でした。

    演技が終わるとやった、の小さなガッツポーズも出て高得点。総合順位で一位です。

     ショートでは彼女たちより上位だった選手を越えた舞衣さんですが、その彼女を抜かしたのはカザフスタンのエリザベート・トゥルシンバエア選手。

   ツル様と呼ばれるだけあって、本当に細くて華奢。冒頭、転倒はしたものの果敢に四回転に挑戦する意欲が素晴らしい。

    四回転こそ転倒はあったものの、あとはミスが無く、カザフスタンの彼女の頑張りの影に亡くなったデニス・テン選手の魂がいたのでは、とついウルっと来ました。

    そんな事言っては、努力を重ねて来た彼女に失礼ですよね。でも、カザフスタンの女子選手もここまで来たのか、と天国のテン選手は喜んでいるのでは?という想像はお許しください。

    紀平梨花選手、出ました、トリプルアクセル!  2回目のコンビネーションは左手の怪我を考え、ダブルアクセルにしたようですが、それでもほかの要素で高得点を重ねて、一気に頭一つ抜け出しての一位。

   最終滑走が全日本女王の坂本花織選手。

   安定感があり、高さも幅もあるジャンプ。以前はジャンプ先行の感じが強かった彼女はこの2シーズンでダイナミックさに加え、しっとりした雰囲気も身につけて、華のある選手になったのを感じます。

    おお、いい調子、と思っていたら終盤のジャンプがシングルになってしまいまして、演技終了後に最近の彼女に見られなかった、あー、やってしまったという表情が。

    結果、ショートプログラムでの順位とかなり違って、優勝は前評判の高かった紀平梨花選手、2位がエリザベート・トゥルシンバエア選手、3位に2年前のチャンピオン三原舞依選手、となりました。

    おめでとうございます。🎉🎊

    坂本さんは世界選手権で巻き返して欲しいです。

      ライスト観戦は、部屋でしっぽりと、広告も無しで楽しめるので、全くインターネットさま様です。

       最初の頃は、ライスト、それ何?だったのですが、徐々に学びました。

      ちなみに日本の放送局が放映権を取得した試合は、国際スケート連盟などの公式のユーチューブでは見られず、あなたの国では見られません、の文字が画面に張り付いていますが、そんなことでめげないディープでコアなフィギュアスケートファンが探し出して、ひっそりとSNSで、あるいはブログなどで教えてくれるのです。

   中には怪しそうなところもありますし、うまく繋がらなかったりもしますが、今日見られたのは、四大陸フィギュア選手権には出場しないヨーロッパの、恐らくはロシア系のチャンネルだったようです。左上には速報数値も出るし、キスクラに戻った選手やコーチの声も聞こえます。

   臨場感バッチリ。

     見たい国際大会の文字と、ライストと並べて検索すると、ほかの競技でも出てくる………かも知れませんね。

    そうそう、去年末の全日本選手権ではフジテレビが頑張ってくれて、試合そのものは第1グループからBSで放映してくれたそうです(BS視聴出来ない我が家f^_^;)が、全ての選手のインタビューをネットであげてくれました。

     二度だけ現地観戦した全日本では、注目の選手以外の演技はあからさまに撮影を避け、カメラに布が掛かっていて憤りを感じたのを思うと、嬉しい進化です。

  確か NHKだけは、NHK杯をネットでも配信してくれたのでは?と思いますが、去年は現地にいるは、見られない日は観光三昧するは、で記憶がございません。σ(^_^;)

   今晩も録画予約をしてあるので、チャンネル権は家人に譲ります。平和な夜を迎えられそうです🙂