今日は台風並みの荒れた天候になりました。

     こんな日は家に篭り読書三昧です。

       昨日着手した小川糸さんのエッセイ集『糸と針』に続き、津島佑子さんの最後の作品集「半減期を祝って」も読了。巻末のタイトル作『半減期を祝って』があまりにこれからの日本が歩みそうな話でゾッとしつつ読了。

半減期を祝って
津島 佑子
講談社
2016-05-17

     今度は市民図書の蔵書点検で弾き出されたのを貰って来た、水上勉さんの晩年のエッセイに着手です。

     そんな中、近所の友人からメールが来ました。

      脚のムダ毛をきれいにするために買った電気シェーバーで、娘さんの脚が傷だらけになり、泣きめだつ事態になったと聞いた時、無駄な買い物をしちゃった、高かったのにとこぼす友人にアドバイスしていたからでした。

    私が言ったのは『例え返金して貰えないとしても、それ、メーカーに伝えた方が良いよ。同じような目を見る人が出ないように改良して貰った方が良いし』というような事でした。

     交渉の結果、返金してもらえることになった、あなたがアドバイスしてくれたおかげという報告メールでした。

     B社、偉いぞ!

     しかし、一方でこんな話も別の友人から聞いています。

      ゴールデンウィーク明けにメールじゃ説明出来ないから来て欲しい、とSOSが入り、赴いたご近所宅で聞いた話。

      こちらも娘さん絡み。

       夏休みの旅行のために格安航空券を購入しようと某大手の旅行会社のサイトで、乗りたい便の申し込みボタンをポチったそうです。

      が、瞬時に満席でお取り出来ませんという画面になったので、諦めて外資系の旅行サイトから同じ便を申し込み。

    さて、翌日は仕事で、自宅用メールのチェックのいとまもなく……

     何とポチって拒否されたと思われる便が取れている『ご予約ありがとうございます』メールが到着していたというのです。ポチったのは深夜で、普通なら時間をおかずに到着するはずの予約メールの時刻は翌日昼間になっていました。

     安いのはこちらだったので、外資系の会社で予約した分をキャンセルしてもらおうと、比較的時間の自由が効く同行予定の妹さんに連絡して貰ったものの、電話が繋がるまで四苦八苦。よくあるパターンですね。

      やっと繋がったものの、この航空券はキャンセル返金が出来ない便です。日程を変え一年以内に使っていただく事は出来ますが、という返事だったとのこと。

    その段階で私が呼ばれたわけで、話を聞いていて、彼女たちがなるべく安い方で行きたいと願っている事を踏まえて、何とかならんかと思いまして、消費生活センターに相談してみては?などなどアドバイスしました。

     娘さんの怒りはもっぱら当初は空席無しと表示したのに、実際には取れてしまっていた某旅行会社のシステムに向けられていました。そして、空席無しの画面をプリントスクリーンしておかなかったのを後悔してました。

     とりあえずその場で某旅行会社へメールを送るお手伝いをして帰宅しました。

    で、ネット検索をかけまくると、どうも不利なんです。格安航空券には最初からキャンセル返金不可能だからこそのお値段というのがあって、娘さんがポチったのはそれに該当するようなのです。

     となると、残る手は申し込み画面の不備があった某旅行会社の分をキャンセルしてもらうしかないようです。

     という連絡をした後、音信がないので、先日会った時に聞いたら、結局、年内にもう一度旅行に行かなきゃ!になったそうです。

    消費生活センターにも相談して連絡したそうですが(おばちゃんトークの流れで、相談と回答の内容まで聞いていないのですがf^_^;)、某K社、超強気で、絶対に非を認めなかったそうです。結局、もう一度、冬頃に旅行するとのこと。若いお嬢さん方ですから、それはそれで良いんでは?😉

        友人の娘さんの弱みは何と言っても片側証拠しかない事でした。空席無しの画面が示せれば、相手方も折れたかと思われますが、まさかダブルブッキングになるとは夢にも思わず、無雑作に次の申し込みをしてしまい、プリントスクリーン機能を使わなかったのが敗因でした。

    それにしても、夏休みの航空券、1組くらいキャンセルしても痛くも痒くもないと思うのですが、K社の対応が頑ななのは扱い商品が自社製品ではなくて、他社製品の、ルール有りの格安品だったからでしょうかね。

   そして、航空会社も人ではなくて機械がやることにせよ、ローマ字表記とはいえ全くの同姓同名で同国籍の2組の予約が入ったのに、アラートが出ないものでしょうかね? 

非常に考えさせられる出来事でした。これから、同じような事態があったら、念のため画面撮りしなきゃ!