二地域居住というレベルには達していないのが実情とは思いますが、単身赴任しているわけでも下宿しているわけでもない主婦としては、かなり外泊が多い方のようです。

   私より外泊が多い友人は通訳ガイドをしていて日本の名所を海外からのお客様に案内し、余暇にはふいと思い立ってイスラエルとか、観光イメージが少ない国に行けてしまう人くらいでしょうか。

     私の場合はほぼ八ヶ岳と自宅の往復なのですが、そのために諦めた事、いくつかあります。

   まず通勤を伴うフルタイムの仕事。子育てしながらでは、結局は体力、能力の乏しさで出来なかったとは思いますし、私の若い頃は、一部の例外はあるだろうけれど、女性は出産後は仕事をやめるのが当然という考えが主流だったのも大きいですが、そもそも月に一週間くらいは家を離れる、では日本で一般的な就業体制には沿えません。

     年をとるにつれ、冬は行かないようになりましたが、それでも、だいたい二カ月分くらいは家にいないのですから、有給休暇の上限を簡単に突破しそうです。

     てな事で、細々とアルバイトしてました。もっと稼ぎたい!と思った矢先に首を痛めて、あとはひたすら節制、たまに自分基準でドンと使うに至る。

     もう一つ諦めたのは、花いっぱい生活です。

       時々、ブログアップしますが、私は植物が大好き。虫や動物も嫌いじゃないし、植物相手に時としてえこひいきやひどい事もするけれど、見るのはもちろん、実は育てるのも割と好きです。

      我が家同様の集合住宅住まいの友人たちの中にはベランダを花いっぱいにしている人もいて、良いなぁと思い、ちょっとだけ真似したりもしましたが、不在の間の水やり問題がありました。

      いっときは近所の人にお願いしたりもしてみましたが、長期になれば、そちらも出かける予定があったりしますし、一戸建ての庭で、外にある水栓をひねり水やりをして貰うのと違い、鍵を預けて、家の中に入っていただくのは結構負担になるようなので、やめました。

     結局、ベランダも含む大規模修繕で、鉢やプランターは全部外に架設した棚に置かなくてはの機会に、大幅に減らして今に至っています。

      減らしまくって残ったのは室内のサンセベリアとドラセナとサボテンを含む多肉植物。

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    いずれもいただき物やら家人が持ち込み品ですが、手入れ不足でも元気だったり、挿し芽で増えたりします。

      ベランダではゼラニウム、ローズマリー、多肉植物とオリヅルラン、そして、コンボロブルスであります。

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    コンボロブルスは毎年、初夏に咲くだけですが、今年はこまめに花がらを摘んだところ、2回目の花をきれいに咲かせてくれました。

    どれもこれも挿し芽が出来たり、手入れ不足でも枯れない良い子たちで、コンボロブルス以外は挿し芽だったり、いただき物だったり、という渋ちん園芸です。f^_^;

     猫パンチみたいになっているサボテンの鉢の隣の鉢にはただいま育成中のタネから蒔いたレモンバームの芽がいますが、うまく大きくなったら山の家に持って行き、地植え予定です。

   このレモンバームの缶入り育成セットも、確かわかさ生活のポイント交換によるいただき物でありました。

    まったく、どんだけ渋ちんなのか、ですが、不在の間にペットボトルの水を挿して使う100均で買った給水キャップでしのぐのには、私の体力気力ではこれくらいが限界です。
  
    理屈の上ではペットボトルと給水キャップの数が揃えばもっとたくさん鉢やプランターがあっても然るべきでしょうけれど、出掛ける前に都度、満水にするのは手間がかかりますし、最近は留守番の子どもに水やりを頼んでいますが、これくらいならばやってくれる、という量なのです。

     他にも諦めた事、と言えば、必要最低限のもので暮らす、でしょうか。

      鄙とは言っても、一応都市近郊の、とつく自宅界隈で暮らすのと、自宅の周りは未舗装道路で、薮や木立がいっぱいな山の家とでは、着るもの、履くものが違って来ます。

    帽子一つにしても、園芸のまねごとをする時、夏の八ヶ岳では周囲にネットが張り巡らされている帽子にしないと、吸血したくてウズウズしている虫がうるさくて効率ダダ下がりですし、オサレな靴なんか、たちまち傷だらけです(と言いながら、自宅でもほとんどオサレな靴は履きませんが)し、サンダルでは薮は恐ろしくて歩けません。

     自宅と山の家で別々に持たなくてはいけないものも、家電はじめたくさんありますし、ミニマムに暮らす、は二地域居住ではなかなか厳しいと思います。

    おとといの金曜日の夜に、NHKの首都圏向け番組、首都圏情報 ネタドリ!で「加速する "わが家+α"の暮らし」という内容で二地域どころか多地域居住、それに居所を定めずに好きな場所を移動して、季節外や冠婚葬祭用の衣類は倉庫に預けて暮らす若者などを紹介していましたが、そういう風に割り切れれば、持ち物を減らせるのでしょうけれど、ご本人も独身のあいだは、とおっしゃってました。

   究極的にモノを減らしたいなら一人暮らしでしょうかねー。

    と片付かない言い訳して、考察を終わりにします。f^_^;