毎年、7月に入るころから、八ヶ岳エリアに関するテレビ番組が増えて来ます。そして、秋風が吹き始めるとぱたりと止まる(笑)。

  1週間前、八ヶ岳に向かう朝もやってました。「小さな旅」で小海線を。JR最高地点である野辺山にある定食屋さんのご夫妻のエピソードや、女手一つで育ててくれたお母さんのためにUターンしてご夫婦仲良く暮らすシニアのエピソードに小海線を絡めて、なかなかよい番組でした。

  その直後だか7月に入ったからか分かりませんが、小海線のそばを通って、たまに2両編成の列車が小諸方面に向かっているのを見ると、そこそこ乗客がいるみたいで、ホッとします。

  あんまり乗らないくせに言うなって言われそうですが、やっぱり小海線は永遠であって欲しい!

  前振りが長くなりました。(^^ゞ

  八ヶ岳観光をすると、率直に言って、自動車がないとかなり苦しいなと思うのですけれど、夏休み時期などはレンタカーもお高いか、空車なしでしょうから、自分の経験範囲でですが、自動車無しでも楽しめる観光スポットをあげてみます。

 まずは小海線沿線から(というか、ほかのエリアは車あり前提になってしまうワタシ(;^_^A)

・立ち寄り湯:ダントツ駅チカは甲斐大泉駅下車のパノラマの湯です。繁忙期はかなり混みますが、駅から徒歩圏の温泉は貴重です。これで食堂をもう一工夫してくれたら、もっと利用頻度上げたいです。

萌木の村 清里駅から即ではないですが、まぁ、お散歩クラスの距離で到着出来ます。庭の植栽がキレイです。が、基本的にお買い物やお食事をしてなんぼのスポットなので、観光気分を味わうためには、それなりにお金はかかるかも。萌木の村まで行ってしまえば、ともにこの森はお隣と言ってよい距離です。

八ヶ岳高原ロッジ:野辺山駅からの徒歩圏スポットではないのですが、野辺山駅とロッジの間を往復するシャトルバス(無料)が小海線の到着・出発に合うように出ています。宿泊利用だけではなくて、レストラン利用だけでもOKとの事です。※予約制になったようです。サイトをご覧になってください。

奥村土牛記念美術館黒澤酒造・酒の資料館:八千穂駅からすぐそば。奥村土牛のデッサンを展示した記念美術館は風格のある建物(元は黒澤酒造の迎賓館的な建物だったとか)で瀟洒なお庭付き。静かでゆったりと楽しめるのに町営なので、料金がとてもリーズナブル。酒の資料館はなんと入館無料。なかなかカオスな展示でしたが、河鍋暁斎の画があったり、酒造りの古の姿が分かるジオラマがあったり、日本酒にまつわるあれこれが展示されていて、好きな方には楽しめます(販売もあるし)。

・小諸城址公園ほか:小海線の終点、小諸駅から徒歩圏。小諸はただいま街道としての街並みを整えて頑張ろうとしている感があり、城址公園をはじめとして、駅から歩けるところに本陣(移築復元)などもあり、散策が楽しめます。

リゾナーレ八ヶ岳:アクセスしやすいので、車でばかり行きますが、小淵沢駅からはシャトルバスが出ているので、八ヶ岳高原ロッジと同じパターンです。リゾナーレに到着出来たら、徒歩圏と言っていいかなという距離に道の駅こぶちざわがあります。リゾナーレより庶民感覚の体験コーナーに加え、地元産品の売り場も最近リニューアルグランドオープン(!)しました。

平山郁夫シルクロード美術館:近すぎて危うく忘れるところでした。(^^ゞ 甲斐小泉駅を降りたら、即目の前。小海線沿線の観光スポットでも駅からのアクセスが最も良い施設かも知れません。簡素な駅ですが、美術館隣の亜絲花のトルコ風ランチはなかなかおいしい! それから、徒歩圏には私のお気に入りのパン屋さん「じょいち」もありますし、期日限定のレストラン「もみの木食堂」もあります。


・・・ってなところです。ほかにも見どころがいろいろあるのかも知れませんし、ハイキング、ウォーキング大好きな健脚の方ならさらに足を延ばせたり、本数少ない路線バスを駆使すると、行ける場所が増えると思いますが、そういう努力を払わずに済む、ほぼナマケモノでも行けるスポットばかりです。

 ひと筆書きでちょびちょび途中下車出来る青春18きっぷ向けかも知れないとも思ったのですが、小海線の運行本数と、一か所での滞在時間を考えると、割が合わないかも???💦

 漏れに気付いたら、書き加えたいと思います。

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