今日はホテルをチェックアウトして京都駅から東海道線の普通列車に乗り、先ずは守山下車です。

     京都駅のみどりの窓口はいつも行列なので、東海道線上りの乗車券は新横浜のJR東海ツアーズで買っておきましたので、スムーズに発信!
  
     守山のお目当は佐川美術館。

      当初の予定では午前中に石山からミホミュージアムに行き、午後から佐川美術館に行くつもりでしたが、残念! ミホミュージアムは展示入れ替えで休館です。

    守山からのバス、かなり乗車時間は長く、運転試験場では何故だかUターンして同じ停留所に二度停まるという面白い路線でした。青々とした田んぼもたくさん見られます。

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   やっと着いたら、目を奪う景観です。

    満々と水をたたえた向こうに浮かぶシンプルな二双の建物。周囲は緑です。


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    館内、只今の展示は刀剣。残念ながら、私刀剣はさっぱりわかりません。もともとの用途を考えると苦手とすら言えますが、でも怜悧な美しさは確かにあります。

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     平山郁夫画伯のコーナーと彫刻家の佐藤忠良氏のコーナー。平山画伯の作品は馴染み深いですが、佐藤忠良氏の彫刻をこれだけまとまって観るのは初めてです。

   彫刻はデッサンが基本と言う事で、彫像と共にデッサンも展示されていました。

    そして楽氏による茶器のコーナー。陰影に富んだ展示スペースは床がゴツい木材、薄暗い中でスポットライトを浴びて煌めく釉薬が美しかったです。

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    事前予約で楽氏プロデュースの茶室観覧が出来るそうですが(別途千円必要)、出遅れて11時の分は満員との事で、今回は諦めました。尤も、茶道のことは刀剣よりまだ少しは分かると言うレベルで、私には猫に小判かも知れません。

    守山までのバスを待つ間に水辺の彫刻を楽しんだりしました。

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    帰りは運転試験場でのUターンは無しでした。

   東海道線に乗り、近江八幡下車。駅に観光案内所があるので、そこでバス便を確認、駅ロッカーに荷物を入れてスタート。

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   たねやとクラブハリエの新しい施設、ラコリーナに来てみたかったのは、諏訪出身の藤森照信先生のユニークな建物があるから。

    藤森照信先生、とお呼びしてしまうのは、建築探偵団活動をされて、東京駅の保存運動をされていた頃から知っていたので。私が建築物に興味を持つきっかけの一つになったので、勝手に先生と思っているのです。

    緑濃い里山の中に忽然と現れる藤森建築。ありきたりな言い回しですが、おとぎ話の世界のよう。

   流石に商用の建物内部は冷房を効かせていましたが、草屋根の廻廊の下は涼しかったです。

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   佐川美術館にはステキなカフェがありましたが、あまりお腹がふくれなさそうだったのでスルーしていたのですが、食べたのはこれ!

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    焼きたてバームクーヘン。フワフワでカステラのミルフィーユみたいでした。

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    建物の内装はちょっとガウディっぽいかも?

   アメリカンガレージみたいなショップもありました。

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   夏休みだからか、大変な賑わいでした。

    目にしみる緑、もっと長居したいところでしたが、八幡堀界隈も寄りたいので、徒歩で移動。

   また長大になって来たので、別項に続きます。その前に涼し気な草屋根の下にて撮った動画です。