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  午前中の陽射しの中で、ヘタレな私はまぶしいし、おっかないし、でこんな写真しか撮れませんでしたが、軒下にハチが巣を作っているのを発見!
    先週、一階のベランダに物干しを置いて、洗濯物を干していたら、隅っこの隙間にハチがせっせと何かを運び込み、巣を作ろうとしている様子なので、ガムテープをペタペタ貼って、隙間には木の枝を突っ込む、といういじましい嫌がらせをして妨害したのでした。

      翌日も未練ありげにハチがやって来たものの、入り口をふさがれ、あるいはガムテープの粘着質を見て嫌気がさしたのか、その後の訪問がなくなりホッとしていました。

   ハチは刺されればストレートに命の危険があるというスズメバチではなくてアシナガバチ。

   とはいえ、もう既に2度刺されていて、三度刺されたら、アナフィキラシーを起こさないとも限らないので、近くに来て欲しくありません。

   なのに、今日ふと屋根の下を見たら、出来てるではありませんか。こんなのが。

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   全然アートっぽさが無いので、スズメバチの巣ではないのは明らかで、そこはホッとしています。

  が、山に来た当初、まず見上げた時にはここには巣はなかったのです。過去にこの部分に営巣された事があるので、気になってチェックして一安心していたのですが。

   ベランダで嫌がらせされて、かつて先祖が巣を作った場所に戻って来たようです。

     ちなみに、この場所は、かつてはキツツキもお気に入りで、ボコンボコンに穴を開けられ、そこからハクビシン騒動が始まったので、金属張りにしたのですが、それだけに襲撃の後が感じられるハチの巣が落下しているのを発見した事もあります。

    今さら、キツツキが来てはくれないと思うけれど、誰か小鳥さんでも食べに来てくれないかな?とついつい悪いことを考えてしまいます。

     検索すると、上にダーット並ぶのは、素人で対応出来ない事も無いけれど、失敗するかもだから、プロにお任せくださいという結局は広告のサイトばかりですが、スズメバチの巣は危険度から素人の手には負えないようですが、アシナガバチなら、まだ対処しようがあるようです。

   駆除した方が良い理由が、スズメバチの好物がアシナガバチの幼虫で、アシナガバチの巣を放置することでスズメバチの呼び乗せの可能性があるからなんだそうです。ぶるる

     自然の中で暮らすという事はこんな事との遭遇も覚悟しなくては、そして用心しなくてはなのです。

    寒冷期にはアシナガバチはいなくなるし、巣は朽ちて行くので、それを待つ事にしようと思いますが、その後に専用の殺虫剤を撒いておくと、同じ場所に営巣されないで済むと、殺虫剤メーカーのサイトに書いてありました。

    毒性の強い殺虫剤を撒くのは気が進みませんが、毎年同じ場所に巣を作られて刺されるかと怯えるのもイヤだし。

   アシナガバチは穏やかで益虫の面もあるそうですが、夏場から9月くらいまでが一番凶暴になるそうで、とりあえず二階のベランダにはあまり出ないことにします。

      ここがダメなら、そっちへ。いきものも必死なのですね。

    そして、昨日、草を見に行ったところチヂミザサがゾワリ。スミレの邪魔にならないように最初頃、だいぶ抜いて、その後も気付いたら抜いていたのに、なぜこんなに成長が早いのか。

    周囲のチヂミザサをあらかた抜いたのに、チヂミザサの方がスミレより上になっているところを何箇所か発見。そのたくましい事!

    自然の驚異であります。

     それから、雑草とヒトが呼ぶ草に擬態力があるように見えるのも驚きです。

    ヒトが好むと分かっているかのように、ジャノヒゲのそばに生えてくるイネ科の雑草はよく似た形、高さをしていますし、オオバコは発芽したてはギボウシと見分けが難しいです。ツルニチニチソウのそばにはぱっと見、見分けがつかないよく似た感じの、でも植えた記憶のない草が生えていますし。

     八ヶ岳南麓の我が家、狭い敷地内で植物を含むいきものたちが必死の陣地取り合戦の真っ最中のようです。