ド庶民としては信じたがたい不祥事💦

 大企業のトップに、町の助役から多額というのには多額過ぎる金品が渡っていた・・・それを断ると、恫喝されたり、ぎゃんぎゃんと噛みつかれる、相手が恐ろしく扱いにくい人物だったので・・と出て来た言い訳にビックリ。

 故人となった助役氏は、画面上の写真で見る限りは、見識がありそうな人物に見えますが、写真は手加減出来るし、ご本人はすでにおられないので、人の口を介してしか人物像は分からない状態。文字通りの死人に口なしの状態なのである。

 しかし、まぁ、聞いていると情けない。

 関電側の主張するような非常に扱いが難しい人物だったとして、大声で恫喝されるからと、すごすご引き下がるのではまるでサル山のボスザルの威嚇に、しっぽを巻いて逃げる(って、ニホンザルにはしっぽはなかったよね(^^ゞ)弱小サルそのものではないですか。そして、誕生会だの花火大会だの(身銭を切った訳じゃないに違いない)おべっか使ってて、体を張ってボスザルのノミ取りする弱小サルの方がはるかにまともだわ。

 そんな人たち(!)が良くも悪くも知らない人がいないような大企業の幹部なんだから、もう情けないとしか言いようがない。

 日本ではいまだに悪い意味のムラ社会があると言われていて、大声で恫喝はもちろん、しらばっくれる、ごまかす、狭量な身びいきなどから始まり、公共事業で私服を肥やすなどなど、しばしば田舎バッシングの材料にされるのだけれど・・・まさか、こんな形での不祥事が露見するとは、ひたすらびっくり。

 ムラ社会ではムラのリーダーは地域の有力者、すなわち小金持ちが務めることが多いようだけど、それにしても、この助役氏がばらまいたと言われる金品の量が半端じゃない。ムラの分限者を形容するのに、蔵が建つってよく言うけれど、いったいいくつ蔵が建ったんだ?という状態。

  原発稼働に多大な貢献をした見返りで、た〜っぷり懐を潤す機会に恵まれたという助役氏だけれど、それにしても、莫大過ぎる。ジャンボ宝くじ何回当てた?ってなレベルだ・・・・このお金どこから?

 この件に関しては、大筋ではたぶん誰も自腹を切っているとは思えないので(缶コーヒーとかビールとかそんなに大きくない金額の自腹はあるかもだけど)、結局はこの不祥事に関わるマネーは消費者AND/OR納税者が負っているという事?

 以上はあくまでも関電側が言ってる落ち度は故助役氏の性格に難があったが故とブツクサ言ってる報道に基づいた感想ですが、反証する機会は永遠にない故人に責めを負わせようとするところ、関電側の〇〇の穴ちっせ〜感ありあり。

 何にせよ、ド庶民はおとといから上がった消費税率にどうやって節約を進めたらいいのかと、頭を悩ませている中、この話はまことにイラっと来ますわ。

 昨今、日本の劣化が叫ばれているけれど、こんなのがトップ企業のトップなんだもんね・・・・日本の未来に明るい展望を抱くのはますます難しくなっているのを感じます。

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