ひょうたんからコマ状態で、熱海に1泊で行ってまいりました。

  きっかけは私が「近場で温泉でも」と母の親友にお声かけをしたこと。当初は「今年の夏はものすごい暑さでばてていて無理です」とのお返事だったのが・・・秋らしくなって元気回復されたのと、娘さんがホテル予約をして背中を押してくださったそうでして・・・

  当初は私に合わせて、格安ホテルの予約を入れてくださっていましたが、格安とは、すなわちキャンセル規定が厳しいのです。体調がころっと変わることがあるシニアとしては不安要素が大きい。

  そこで、私基準では高級、彼女たち基準ではスタンダードなホテルに鞍替え。

  で、泊ってみました。私にとっては初お宿、おばさまにとってはリピート3度目というホテルミクラスに。

  熱海って、神奈川県民には「ほとんど県内じゃん」感覚で行けるところかと思います。神奈川県内の人気スポットである箱根の場合、東海道本線利用時には小田原で乗り換えしなくちゃですが、熱海は乗り換え不要。少し遠くの方なら新幹線も停車・・・という訳で、昨今人気復活の模様です。

 東海道本線、途中からだと座れそうもないという事で、来た列車のグリーン車に搭乗。ホーム上の販売機に立ち寄る余裕がありませんで、割高になりますが、シニアと言っても、後期高齢者とご一緒の場合、しのごの申しませんわ(って、実際はおばさまがお支払いくださいまして・・・💧)。

 平日なのに結構にぎわっている熱海駅界隈。シニア層が圧倒的に多いとはいえ、若い女性やカップルもぼちぼち。

 駅前商店街のレストランは観光地値段なところが多いのですが、坂を下って左側に見つけた間口の狭いお店で食べたアジたたき定食が美味しかった。995円というお値段も当地ではお安い方みたいで嬉しいです。

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 おばさまはイカの刺身ご希望でしたが、今日は捕れていないとのこと。ということは、漁師さんとの直結感がありますね〜。アジたたき、ぷりぷりしていました。

 お店の名前が分かりません。ペイペイもクレジットカード対応もしていないらしい。だいたいそういうところは穴場です。お店は手狭で3〜4組も入ってしまえば満席。

 さて、お店の人に教えてもらった道順で、こんな細い道を行くのか、その割に車がよく来るねという道を通り、ホテルに到着。

 3時からチェックインというので、荷物を預け、タクシーを呼んでもらって、私めはリピート3度目以上だと思うけれど、おばさまがお初という起雲閣へ。

 タクシー運転手さん、面白い人で、短時間ながらリップサービスた〜ぷり。

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 初代のオーナーから、東武鉄道の祖、根津嘉一郎が買い取って、手放した後は旅館になったという起雲閣。今は無き別館(スパニッシュ様式らしい)に太宰治が逗留したり、名だたる文豪の方がこちらで静養されたそうで。

 周囲に建物がたくさん建っていて、借景が美しいとは言えぬものの、熱海の中心部近くにこれだけのお庭があるのが素晴らしい。

 朝ドラ「花子とアン」のヒロインの親友、蓮子さま(柳原白蓮がモデル)の嫁ぎ先、粗野な石炭王(粗野だけど不器用、本当は蓮子を愛していた嘉納伝助を演じた吉田鋼太郎さんがブレイクしましたね)のお屋敷のロケにも使われた場所であります。

 富豪の別荘部分と、旅館になった部分と、趣が違いますが、旅館になってから、塗られたという壁のラピスラズリ色やベンガラ色が鮮やかながら、下品にならずでございます。

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 ローマ風呂がなかなかの見もの。

 お庭の楓が色づき始めていました。

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 先にお庭散策して正解。いきなりかなりの雨が降り始めました。受付の方にタクシーを呼んでもらって、ホテルへ。

 チェックインタイムを過ぎていたので、すぐにお部屋へ。預けた荷物も運ばれていました。

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 おばさまのお嬢さんが取ってくれたのは、このホテルとしてはお得なプライスだったようです。

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 オーシャンビューだ!

 夕食は早めにすると窓側のお席が確保できるとの事で、17時半スタート。

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 雰囲気ぶち壊すので、カジュアルと冠されたとはいえ、フレンチをいただくのに、ぱしゃぱしゃ写真撮るのは嫌なので、窓外の景色の写真とデザートだけ撮りました。

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 ゆっくりゆったりとおしゃべりを楽しみながらのご馳走でした。日本酒1合をぬる燗にしてもらってシェアしまして、後はメニューのデフォルト通り。シニア世代には十分な量でした。お肉もやわらかくておいしかったです。

 お楽しみのお風呂は、宿泊者特権で、空中廊下でつながっている姉妹館の大月ホテル和風館の大浴場も使えるのです。

 おばさまも大月ホテルの大浴場は初めてというのでしたが、な、なんと貸し切り状態で二人だけでの入浴でした。

 私は夜景見たさにミクラスの大浴場にも行ってみましたが、残念、屋根がない露天風呂なので、ぽつぽつ雨だれがあるので、そそくさと引っ込みまして、翌朝、再トライいたしました。

 枕が変わると寝られないかな〜と思いましたが、いつしか寝ていて、目覚めてから朝風呂。雨も上がり、海の向こうに朝日が輝く露天風呂が楽しめました。

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 朝食は夕食と同じ場所ですが、バイキング方式。洋食です。

 野菜がとってもたっぷり食べられまして、満腹、満腹。

 11時チェックアウトのぎりぎりまで滞在して、あとは特に観光はせずに、おばさまの買い物にお付き合いして、のんびりと帰途に着きました。

 熱海、東海道本線では始発が多々なんですよね。残念ながら通勤用のシートで旅情はさっぱりでしたが、着席。 これが、お隣の湯河原になると、満席。ほぼ座れなさそうです。これも熱海が栄えて、湯河原が今一つな理由として大きいのではないかと思います。

 朝のご飯を盛りだくさんにしたので、あまりお腹が空かず、大船のエキナカでおにぎり2個と玉子焼き、唐揚げ1個に味噌汁というお手頃な軽食をいただきました。13時半くらいになっていて混みあう事もなかったのですが、シニア女性ばかりが入れ替わりでイートインでした。

 おばさまのご自宅最寄り駅にて解散。お疲れさまでした。

 食事と景色を眺めるだけの、スローペースの旅は、近場なればこそです。(^-^)

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