還暦前後くらいから、人はあちこち不具合が出るものらしいですが、まさしくその年代なもので、最初はやたらと転ぶ現象から始まり、ドライアイやら腰痛が次々と定着。

  と思ってたら、今度は顎。そして、顎から来たのかどうか、耳にまで😭

  もうだいぶ前から、飛行機の離着陸で耳が詰まった感じになったり、この一、二年はキーンと痛むことが出て来たのですが、しばらくすれば元に戻っていたのです。

  が、だいたい二週間くらい前に、何だか歯の噛み合わせがズレたっぽいなと思ったのとほぼ時を同じくして、左の耳穴に突然、空気が入ったみたいな感じになりました。

  ダイビングをする人が習うらしい耳抜きというのが出来ると空気が抜けるらしいのですが(これは飛行機で耳が詰まった時にも使えるワザ)、出来ないんですな、これが。

  昔から大勢が苦も無く出来るのに、私一人は何故かえらく苦労したり、全然出来ないということがポツポツありましたが、久しぶりに逆上がりがなかなか出来なかったこと。やっと逆上がりは出来たけど、前回りが出来ないまんまだったことなど思い出してしまいました。😅

  耳抜きの代わりに、左の耳の穴に小指を突っ込んでスコッと抜くと、少しの間だけ空気が通る感じがしますが、たちまち元の木阿弥で、ボーッとします。

  それでなくてもボーッとしてるんだから、ますますボーッとして、日中でも眠たくなったりする体たらく。

  そのうちスコッと空気が抜けて、直るかなぁと思いましたが、全然変わらないので、花粉症の時期に突入して、混み合う耳鼻科に行くのはためらわれたけれど、行ってみました。

  やっぱり混んでたけど、借りて来た本を読みながら気長に待ちます。暖房が効いていてうとうと、とまるきり縁側でひなたぼっこの爺さん婆さんの世界です。

 こちらに来てから、ほぼずーっと断続的に診ていただいているムーミンパパみたいな先生に状況説明して、耳、鼻、口腔チェックの後は、鼓膜と聴覚のチェック。内耳のチェックというのもありました。

  それはヘッドホンを耳穴ではなくて骨に沿わせて検査しますが、反対側の耳に当てたヘッドホンからは色んな雑音が流れて来ます。初体験なり〜!

  やはり左の耳の方が右より聞こえない音域があるのが、検査中にわかりました。

  ムーミンパパ先生によりますと、左耳が軽く難聴になり、そのせいで詰まった感じがするのでは?と言う事でした。

  突発性難聴とは言われませんでしたが、それに近いんですかね?

   どんなお薬が出るのであろうか、とあんまり薬好きじゃないので戦々恐々でしたが、血行を良くするお薬らしいのです。それに炎症を抑えるお薬も。

  血行と言えば、頭のめぐりの悪さはもちろんだけど、血のめぐりも悪いらしく、晩秋から春先まで足指にしもやけが出来ます。

  それも関係あるのかどうか💦

  そして、顎関節症になってから、毎晩耳まわりを押さえつつ、マッサージして来ましたけど、もしかして、それがいつしか自己流になって、耳の中に炎症起こした?

  などなど、いろいろ邪推してしまいます。

  いずれにせよ、タラタラ坂を下っているんだなぁと思わされました。

 一週間お薬を摂って、来週また診察です。血のめぐり、ついでに頭のめぐりも改善され耳がスッキリしますよーに!