家計簿記帳歴も30年以上経ってるベテランな割に、そこからの学びが少なく、絞りまくるところがあれば、何とかなるでしょ、でやって来ましたが、一度くらい溜まりまくったデータから、何かを取り出すのもありだよねと思い、やってみます。

   家計簿を見て、どんな変化があるのかと言う企画。

  企画とは大げさですが、それくらいに言わないと、昨今気分落ちまくりにつきご容赦ください。

  5年前、2015年1月1日から、現在までの総集計表を見ています。
 
   勝手にまわし者をしますが、オフラインの家計簿ソフト、ひかるは費目を好きに分けたり出来る上、検索や集計機能が使いやすいです。




  一度ライセンス料をお払いしてキーコードをいただくとパソコン変えても大丈夫だし、バックアップも簡単なのでおすすめですよー。

  欲を言えば、Mac用のも欲しい…………

 とまた前ふりの長い毎度おなじみのパターンで失礼しました。

  では、続いて、この5年の我が家の家計状況をざっくりと。

  2015年が家人が年間を通して現役だった最後の年で、翌年の途中から年金生活に突入し、活動量の変化や疾病による食餌指導が入ったりで、全体的に縮んではおりますし、教育費はかかっていないので、壮年現役世代、ましてや食べ盛りのご家族がおられる世帯ほど、大きな変動はないであろうこと、ご承知ください。

  全部の月、全部の費目を比べると、私にとっては膨大な作業になるので、3月、4月、5月の食費、娯楽費、交際費、教養費、光熱費で比べてみたいと思います。

  2月もすでに新型コロナウイルスによる若干の影響はあったものの、厳冬期と言う事で、毎年、一年で一番不活発になるので、大した変化は見られないと思い、カットします。

家計へのコロナの影響


 小さくて、大変見づらい画像で申し訳ございません。画像の上をクリックしていただければ多少見やすいサイズになります。

 食費が副食物費・主食費・調味料日と3つに分かれているのは婦人之友の家計簿の付け方でして、副食物費は野菜、肉、牛乳や納豆、乾物などなど、要するにおかずになるもの。主食費はお米、パンや麺類など、主食になるものに加え、必要な外食費も含みます。

 調味料費は醤油、砂糖、塩、みりんに香辛料などに加えて、し好品のお酒も入りますが、我が家はお菓子も入れています。

 光熱費はガスと電気。それに時折乾電池が入ります。主に在宅日や気候の影響を受けます(水道費は婦人之友社の費目では住居費に入ります。個別に取り出すのが面倒なのでごめんなさい)

 交際費は訪問時の手土産やちょこっとギフトがメインです。楽しみというより儀礼的な会食の時(あまりないです)もこちらにつけます。

 教養費や新聞や書籍購入、NHKの受信料などが入りますが、アカデミックだなぁという気分になる博物館、美術館の入館料、時として神社仏閣などの拝観料もこちらに入ります。

 娯楽費は旅行や日帰り旅行のツアーパックの料金から、新幹線、飛行機などの日常使いではない交通費、宿代や、テーマパーク的なものへの入園料が入ります。水族館や動物園は教養費なのかまようところですが、同行者との親睦がメインであんまり知識が身に付いていなさそうなときは娯楽費。また、娯楽的な要素が多い外食もここへぶち込んでおります。よって、私の外食費はたいがいここに入ります。(^^ゞ

 では、表を見てみます。
 
 2015年3月の娯楽費が大きいですね。こういう事情がございました。航空券の分は3月以前に払ってはおりましたが・・・。




 その次が昨年の5月なんですが、お山に行ったくらいで、あとは日帰りでちょぼちょぼ動いていたので、友人との会食部分が娯楽費として計上されたところが大きいものと思われます。

 3番目に大きいのが2017円4月の娯楽費。はい、家人Bの部屋にも泊まらせてもらいましたが、京都から大阪、有馬温泉まで豪遊(?)しておりました。




 4番目が昨年3月。遠出はしていないので、6月のツアー旅行の代金前払いしていたのに違いありません。

 と大きな差が出ているのはもっぱら娯楽費だというのが分かりました。

 まだ月の半ばを過ぎたばかりなので、全部0で完結するかは謎ですが、今のところ、今月は見事に0ですね。教養費もこの数字は新聞の支払い分だけです。

 食費の表だけ取り出して貼ります。

コロナ影響食費


 多少の変動はあるものの、娯楽費のような大きな差はないですね。我が家は基本的に、お取り寄せとか、お出かけした際の家族へのお土産と言った華やいだ部分がなく、かつ自炊がほとんど、毎日ケな食卓のため、差がついているところは、調味料費の項目で多く、ほぼ下戸家族であることから、どうやらお菓子を買い過ぎたとか、そんな事情のようです。

 というのが、ざっくりですが、我が家の新型コロナウィルスによる消費への影響です。

 やっぱり、家の周りにとどまっていて、かつ人と会う機会が激減というのが大きな影響を及ぼしています。
 
 もともと化粧品の消費量は限りなく0に近いので、この事態になっても何ら影響のない我が家ですが、マスクの使い捨てが難しい状況では、口紅なんて塗らないわ、ファンデーション塗らないわ、と友人が言っていたので、ネットニュースで見たメイクアップ用品の売り上げが下がっているのは納得です。

 またレナウンの倒産に象徴されるアパレルの売り上げが芳しくないのも、お出かけしないなら、洋服を買っても楽しくないというところでしょう。こちらも我が家的にはあんまり関係ない項目ではありますが、手ぬいする気力がめっきり落ちているのは、やはり友だちにちょっと見て欲しいなという気持ちがあって作っていたのが、果たせなくなってというのが大きいです。

 家計の分析というより、外出したり、友だちと会ったりという日常を過ごせていた過去を振り返って懐かしむ企画になってしまいました。(^^ゞ

 体力、気力、筋力と金力がゆるゆる下っている日々ですが、娯楽費の数字が再び盛り上がる日が戻って来ますように!

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