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 梅雨冷えの午後、近所のママ友主催のヨガ教室に行ってきました。春先に始められたのですが、新型コロナウィルスによる自粛要請で、会場となる会館の貸し出しが停止されてしまったため、しばらく休みで、今月から再開です。
  
 冒頭写真、20世紀のヨガの本です。第一次ヨガブームという感じの頃だったのでは(まだオウム真理教がヨガを利用する前の時代です)。まだヨーガと言う呼び方とヨガという呼び方が混在していました。

 大きめの冊子は、今のEテレの「趣味どきっ!」みたいな番組で放映したヨガのテキストです。初歩のと書いてありますが、今見ると、結構、いやかなり難しい(;^_^A

 このテキストでメインの指導の大御所の先生もとうに亡くなられいますし、並べた本の中で、今ご存命なのは当時はまだ分かった先生だけです。

 パラパラ見たら、テキストに母の文字の書き込みがありました。あのオバハン、テレビでヨガやろうとしていたのか・・・豆タンク的な体型だった母のイメージに合わないので、今さらながらちょっと驚きました。

 結局、母は自彊術にはまり、地域のサークルに入って、制服ならぬ揃いのトレーニングウェアまで買っていたのを思い出します。


 OL時代、会社の会議室を借りて、仕事を終えてから、先輩社員のお友だちが来てくれてやっていたヨガ教室に参加するくらいには熱心にやっていたのですが、結婚後、ごくたま〜にそれらしきことをするくらいで、離れてしまっていました。

 ママ友より、開始年齢が早かったのですから、まじめにコツコツ続けていたら、今頃講師になれるレベルになったのか・・・いやいや、無理でしょう。ママ友は元小学校教諭。教えるのが好きな人なので、さすがにレッスンの進め方が上手です。

 ヨガマットやヨガ枕(?)は彼女が用意してくれているのをお借りしています。

 いわゆるウォーミングアップの足首回しなどから始まって、次第に体の可動域を広げていく動作をして、少し汗ばむくらいの動きをして、最後はクールダウンをするのですが、開け放った窓から雨に濡れた緑が見えて、先生が炊いたキャンドルの香りが漂い、ほわ〜っとします。

 解散して、家に戻る時に、驚くほど、右脚が軽くなっているのに気付きました。

 鉄板腰痛が常態化してから、しばしば右脚の太ももをあげようとすると、ひっかしがるというか、なんというか、強烈な痛みではないものの、いや〜な感じがあって、左脚とは明らかに違うのです。おそらく、それが腰痛の原因になっているのではないかと思うのですが、誰もいないのをいいことに、道すがら、右脚の太ももをあげてみても、スッと上がって、痛みがないのです。

  腰に手を当ててみましたが、スッキリと伸びている感じで、何と、腰痛も感じないじゃないですか。

  レッスン開始時には、確かに、イデ〜と内心でつぶやく痛みがあり、ヨガをしているうちに、腰に来ちゃったらどうしようと思う瞬間もあったのですが、スッキリしていて、レッスン中は突っ張り過ぎて痙攣しちゃうかもと心配になった脚のだるさも消えていました。

  ヨガをして、こんなに即効性があったことは初めてで驚きました。

  思えば、今までヨガを継続しないでいられたのは、速攻で効果を感じる程の不具合がなかったという事なのでしょう。

 こんな体験をしてしまうと、こりゃ、やめられなくなるじゃん!

 もし、腰痛やら脚の違和感は何もしないと、すぐに戻ってくるに違いありません。継続的にやってこそ、効果が続くよね〜。


 しかし、帰宅すると、ああ、我が家のこの状態では、無理だよなと思います。

 狭い家で、しかも辛くも手足を動かせるくらいの広さがある部屋は、毎日が日曜日の方が鎮座している。

 いやいや、本気を出して、鎮座係が買い物や散歩に出た隙間時間を狙って、ヨガすればいいんだよね〜。レッスンみたいに丁寧に時間をかけて出来なくても、一昨日のあさイチで紹介したみたいな基本のポーズだけでもやれば違うんじゃないの?



 鎮座係が1日在宅の時は、小部屋でちまちましたポーズをするとか・・・それには、まずヨガマットだな(うちのカーペットに直接顔をつける気にはとてもなれぬ💦)。

 ネットで調べたら、ダイソーで600円程度でヨガマットが買えるのだそうです。

 レッスン時に履いているありもののふる〜いUNIQLOのスポーツ用ショートパンツはつるつる滑って足が止まらないので、生協のカタログにあった(またまた生協だよ!)ヨガ用のパンツも買った方が良いかもなどなどと、ひさびさに買い物をする気になりかけています。

 買ったら使うべし! 死蔵品にするなよ!と自分に言い聞かせつつ。

 ・・・あああ、帰宅して何時間も経過して、そろそろヨガの魔法が解けて来て、だらだらした悪い姿勢で腰痛がよみがえって来てる〜。(´;ω;`)

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