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 昨晩、就寝後、ふだんの山の夜なら、みっしり暗闇なのに、妙に明るいので、遮光カーテンを開けてみました。

 するとお月様が実に明るい。

 なんでも、8月3日がスタージェンムーンという聞きなれぬ名称の満月だったようなのですが、あいにくと当地は雲がかかっていて、月あかりは感じられるものの、お月様どこに?でした。
  満月+1日が昨晩の月だったわけで、これだけ明るいのかとびっくりしました。

  私らしく、じっつに風情のない表現になりますが、この明るさ、消灯後のNECのホタルック(消灯後してもしばらくの間残光がある蛍光灯)みたいだと・・・(^^ゞ

 こんな画を入れると、なおさら風情がありませんが、ホタルックというのはこういうのです。

NECライティング 丸形蛍光灯「ホタルックα」(32形+40形 2本入り・リラックス色) FCL3240ELR‐SHG‐A
NECライティング 丸形蛍光灯「ホタルックα」(32形+40形 2本入り・リラックス色) FCL3240ELR‐SHG‐A

  スマホレンズで、木の枝まで映る明るさにびっくりでした。望遠機能で撮ったのが1枚目。何もしなくてもこのくらい明るいのです。

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  あかあかや・・・という昔見知った月の明るさをうたったという歌が頭にうかびました。

  いい加減な事書いちゃいかんと、ただいま検索をかけてみましたら、あかあかや、何と明恵上人の作だったのですね。

  明恵上人と言えば、高山寺。高山寺と言えば、鳥獣人物戯画ですが、その高山寺、行ったことがあります。



 山深い栂尾で上人は明るい月をご覧になったのでしょうか。

 鎌倉時代からはるか隔たった今、鎌倉時代の国難は元寇だったけれど、21世紀は数々の天災が国難です(大変な現状ながら、20世紀半ばのような戦災がないのはありがたいことです)。でも、月は変わらずに輝いている。

  今月は夜空に見どころが多い月だそうですが、ネコの額の庭の樹木を伐採して、少し空が広くなったものの、周囲は木々が生い茂った森。我が家からだと、夜空の一部しか見えないのが残念。
 
  それにしても、ストロベリームーンとか、スタージェンムーンとか、子どもの頃には知らなかった月の呼び名が増えたなぁ。

 ウェザーニュースによると、アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていたそうで、そのひとつが8月のスタージェンムーン。チョウザメ月なんだとか。

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