暑さぶり返し二日目。

急な思い付きに誘った友人たちには片端から振られましたが、石巻市などでロケした映画、エクレールお菓子放浪記を見に、毎度おなじみの伊勢佐木町に行きました。

普段は大体ジャック&ベティですが、今回は超久しぶりに横浜ニューテアトルです。

この映画館は伊勢佐木町界隈に三軒だけ残ったミニシアターのひとつ。スクリーン一枚で、実際の歴史は知りませんが、高度経済成長期の前からの娯楽の場、と言う雰囲気のなつかし〜い感じのする映画館です。

地下に有り、映画館としては分かりにくいんですが、ミニシアターならではの作品が掛かります。

お菓子放浪記はかなり強烈な反戦映画ですが、主役の少年のかわいらしさが何とも言えませんね〜。

孤児が放浪するお話ですが、毎度の事ながら、人生経験豊富なオバサンの目にはツッコミどころが結構有りました(笑)。


まず、アキオ君の自転車、ピカピカ過ぎ。それにその頃は既に金属供出でしょうが(そこんところはさすがNHKの朝ドラはしっかりしてますね)。

戦後、アキオ君を探しに来たヨウコ先生、何だって物資不足の時期にアラン編みのタートルなのさ。

そういう大きなのが時代に合わないと気になってしまいますわ。

空襲後の火災の煙が動いてね〜ぞぉ、とかまあいろいろあります。やなおばちゃんですね〜。

しかし、レミゼラブルに出演していたので抜擢されたというだけあってクライマックスののど自慢シーンの澄んだボーイソプラノは本当にきれいです。

日本の少年は照れ屋が多かったからかボーイソプラノと言えばウィーン少年合唱団にお任せ!と言う感じでしたが、彼の歌声は素晴らしいわ〜。

映画の後は有隣堂本店の文房具売り場にハマってしまいました。

ホールマークの千円福袋に惹かれましたが、死ぬまで使い切れない程のメモ帳持ってるんだから、と諦めまして、代わりに手帳に接骨院行った日の印つけるわんこシール、猫好きな兄嫁ににゃんこシール、ウサギ好きな友人にウサギメモ、手帳用にペンもさせる伸縮性があるベルト、友人複数が絶賛しているフリクションペンを一本、ぜ〜んぶいただきものの図書カードで買えました。(^_^)v

しかし、標準小売り価格で買うからこそ、ちっちゃなギフトにまで可愛い包装をして貰え、うっかりしてたら自家用まで袋に入り、エコじゃないなぁ、と思いましたが、たまには気分良く買い物、ってのが、お高いブランドショップではなく小さな文房具ってのが私らしいですね〜。

文房具は普段封じ込めている乙女心の発露として、一番気が咎めません(笑)。

帰りに接骨院、980円カット、と地元に戻るとたちまち渋ちんモードに戻るのです。

そうそう、伊勢佐木町にカルディがオープン。わあい、メープルシロップ買おう!と立ち寄ったら、残念!オーブンは明日なのでした。しゅん。


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