この蒸し暑い気候で、最近のおっくうがりが、ますます加速しているのか、いや、アベノミクスの恩恵は受けず、物価高というマイナス面だけが波及している我が家の家計のせいか、すごい出不精になっております。

 が、今日は久しぶりに、久しぶりに会う友人と、ウディ・アレンの「ブルー・ジャスミン」を見に、シネマ・ジャック&ベティで待ち合わせしました。

 ヒロインのジャスミンを演じたケイト・ブランシェットはこの作品でアカデミー主演女優賞を受賞したそうですが、さもありなんの熱演です。

 チラシには「サンセット大通り」や「欲望という名の電車」のヒロインに比肩するヒロインと書いてありましたが、グロリア・スワンソン主演の前者は残念ながら見たことがないのですが、風と共に去りぬのスカーレットを演じたビビアン・リーが零落の中年女性を演じた後者は見ているので、なるほど、確かに重なるものがあると思いました。続きを読む