コガネムシのつぶやき

−甲斐小泉のドけち指南部屋ー ムダな事・モノは省いて、毎日を楽しく暮らしたい・・・

シネマジャック&ベティ

アジア映画2連発! in シネマジャック&ベティ

  最近、パワーダウン気味。今日は朝から雨。こういう日は家にいるのもいいけど、思い切って出かけるのもあり。

 土砂降りじゃない、まだ寒くない秋口の雨の日って、実は手ぬいのローンの服を着るのに打ってつけなんです。なんとなれば、たんすの中でしわが寄っていた薄手の木綿の服って、お湿りでピンと伸びるもんね〜。これぞ究極のノーアイロンだぁ!とだらしないヤツは喜びながらお出かけです。

 まず1本目。「スタンリーのおべんとう箱」 インド映画です。

 インド映画、今までは見たことなかったのですが「きっとうまくいく」でその底抜けなパワーに圧倒されて、ファンになっちゃいました。

 「スタンリー」は大ヒットを狙って撮られた作品ではないらしいのですが、その内容から予想以上のヒットになったそうです。

 可愛らしい少年が主人公で、舞台はキリスト教主義の学校。みんな制服着て登校してるのは、今でも日本の地方都市であるらしい・・・風景みたいですね。続きを読む

ハンセ〜。睡眠不足で静かな映画を見るな! (*_*)

今日は水曜レディースデー。

黄金町のシネマジャック&ベティに「ペタルダンス」を見に一人で行きました。

宮崎あおいさんとか安藤さくらさんなどの演技派女優さんたちが出る上に、前の朝ドラで不思議クンを演じた風間俊介君がフツーを演じるらしいのも見たかったのです。

画面は抑えた色調。高速道路が高架で交差する岸辺も、駅の風景もグレーが基調で、登場人物の服も地道色。

突然の別れをテーマに淡々と進むストーリー。派手な言い合いもなく、自然にポッソリした会話。

先月見た、そして大好評につき、まだ上映中の「きっとうまくいく」が極彩色のサービス満点なパビリオン状態ならば、この映画は、床の間に花一輪の小さな和室のようです。


…………って、長谷川等伯の松林図を味わうように、しみじみと…………続きを読む

ローマ法王の休日、見ました!

 地元紙の論説員による辛口批評で割と好意的に書かれていた事、コテコテのローマカトリックの世界を覗きたいで「ローマ法王の休日」をシネマ・ジャック&ベティで観ました。
 
 おととい、別の映画を見に行くかどうしようかとメール連絡していた友人が「明日、見たいと思ってるけど」と言ったこの映画。渡りに船でした。

 映画は多分、実写を使ったと思われるローマ法王逝去(崩御というのかなぁ?)の場面から始まり、有名なコンクラーベになります。

 このあたり、どこまでが実写で、どこからが創作なのか、最初のうちは分からない位巧みに作られています。荘厳な雰囲気の中、聖歌と言うのでしょうか、聖人の名前を順々に歌いながら、コンクラーベに参加の枢機卿たちが階段を上って密室に入って行くのであります。
 
 しかし、既にこの段階で、聖人の名前が出尽くしてしまって、ちょっとお待ちをと先導の歌い手が詰まる場面がありまして、バチカンの儀式にほころびありかと思わされます。続きを読む

『ソウル・キッチン』鑑賞&ラスト!?お花見

今日はてんこ盛りに欲張りな日でした。先ずはラストお花見かも?という大岡川の桜風景を1枚。

画面中央より若干左にランドマークタワーが写っております。

2011年4月13日大岡川桜1


今月2度目のシネマ・ジャック&ベティで映画鑑賞。愉快な映画と言って良いと思います。「ソウル・キッチン」。ソウル=韓国の首都ではなくて、ソウル=魂ってことです。

ギリシャ系移民(なのかな?)でドイツでおんぼろレストランを開いている主人公。お店のレベルはかなり低いです。美人の恋人は仕事で上海に。仮出所の兄貴がいて、こいつが賭け事大好き。

ふとしたことから頑固で腕の良いシェフを雇い、あまり儲からなかった店は大繁盛。しかし、恋人を追って上海に行く事となり、店を兄貴に任せると、これが、賭けで店を手放す羽目となるは、恋人には振られるは・・・と散々。

ですが、ただではすみませんで・・・ここからはよくある「手放さなくちゃいけなかった大切な物件を取り戻す」というパターンなんですが(「幸せはシャンソニア劇場で」も、「バーレスク」もそのパターンですな)、かなり笑える展開です。

ドイツ=きっちり清潔感に満ちて、融通効かないというイメージが強いですが、登場人物は非ゲルマン民族っぽい人たちが多く、あるいは、小悪党なもので、日本人が抱きがちなドイツ人像というのは、東京が日本の標準!と信じ込むのと似たようなもんなんだなぁ〜と分かりました。

さ〜て、その後がお楽しみなのです。続きを読む

人生万歳見ました!

先週に引き続き、またしてもレディスデー狙いで、シネマジャック&ベティのジャックで上映している「人生万歳」見て来ました。

自称元ノーベル物理学賞候補で頭脳明晰さを誇るけど、どう見ても冴えない暮らしっぷりの主人公ボリス。そこへある日捨てられた子猫みたいな感じで、キュートな女子メロディが迷い込み、無理矢理押しかけの居候状態だったのが・・・南部の保守的な家庭に育ち、母親からミスコンに出る事ばかりを強いられてきた彼女には、唯我独尊なインテリは新鮮・・・というところから話はスタート致しますが・・・

二人が同居しているところへ父親が親友と逃げたと言って、ピンクのスーツの母親が押しかけて来て・・・その後に父親が押しかけてきて・・・と、次々に騒動が起こるという展開なのですが、シニカルなユーモアでくすっと笑わせて行き、段々に笑いの度合いが強まっていく・・・というドタバタ展開になるのであります。続きを読む
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