先月末の国体のフィギュアスケートから始まり、観賞行事が沢山ある最近です。

 今日は友人が申し込みをしてくれ、当選したとお誘いいただいた横浜銀行のはまぎん産業文化振興財団によるコンサート。みなとみらいにある横浜銀行本店内にある立派なホールで、ピアノデュオ ドゥオール
(藤井隆史さん&白水芳枝さん)による演奏です。




 正直なところ、無料なのだから、割と短時間の軽いコンサートなのかな?とあまり期待していなかったのですが・・・これがなかなか大したものです。

 私から見たらお若いお二人が息の合ったデュオ(連弾)と、ソロをにこやかに演奏されます。

 ああ、聴いたことある、という曲、リスト(この前観た「歴史は女で作られる」の冒頭は、リストとヒロインの別れの場面でしたわ)の曲2曲と、ショパンの幻想即興曲、そして、休憩をはさんで、大作、ブラームスの交響曲第一番をブラームス自身がピアノ用に編曲したというもの。

 ブラームスの時代、クラシック音楽が庶民に手が届くようになってはいたものの、オーケストラの大編成の観賞はやはり富裕層のものだったそうで、出来るだけ多くの人に聴いてほしいと思った作曲家が、楽器を多く持ち込まないで済むピアノ用に編曲したと聴いて、なるほど〜!続きを読む