友人の二男さんの作品が入選したというので、秋葉原にほど近いアーツ千代田3331で開催のポコラート全国公募展に行ってまいりました。

 棒引きになっちゃいますが、旧練成中学校を改修して誕生した3331 Arts Chiyodaは、さまざまなジャンルの第一線で活躍するアーティストやクリエーターたちがそれぞれの表現を自由に発信する場所ですとありまして、もともとは学校だった場所を、建て替えなどしないで、ちょっと手を入れて博物館や展示スペースにする手法、京都市内には何か所もありますが、懐かしの渋谷の小学校をぶっ壊され、全く面影がない建物にされてしまった身としては、こういう感じいいですね〜。

 「.障害のある人×ない人×アーティストが相互に影響し合い、自由な表現の場をつくる全国公募展」という事もあって、本当にいろいろな雰囲気、作風の作品が展示されています。どちらかというとポップアートっぽいものがあるのですが、お名前と居住地だけが書かれているので、作家さんの人となりを想像しながら、ひとつひとつを見ました。

 友人の坊っちゃんの作品は小粒ながらピリリとした作品。長谷川潔さんの用いられたメゾチントという版画の技法なんだとか・・・。

 中には液晶テレビの画面を使ったり、コンパクトCDを使った作品もあるし、天井からぶら下がる、あるいは床置きの立体もあって、楽しめました。続きを読む