日の長さは秋になりましたが、日差しは夏のまんま。9月になってもウダウダやっていましたが、今日はレディースデーなので、元気出してシネマ・ジャック&ベティに「かぞくのくに」を観に行きました。

主演の安藤さくらさん、井浦新さん、どちらも好きな俳優さんです。

二人が扮したのは、在日朝鮮人、すなわちルーツが北朝鮮のきょうだいです。時代は1995年。

兄ソンホが叔父らの尽力であちらの医療では治せない脳腫瘍の治療に一時帰国。同時に顔に重篤な損傷のある女性等も帰国し、朝鮮総連らしき場所で監視員共々、日本に住む家族が出迎えます。

妹リエは兄を大歓迎、宮崎美子さん演じるオモニも大喜び。しかし、総連幹部らしい父親は建て前論が多く、手放しで喜んではいない様子。

兄の初恋の人を含むミニミニ同窓会も開かれ、久しぶりに旧交をあたためつつ、本音を言えない兄。

車の中から家族の様子を見ている監視員に対し、妹はあんたもあの国も大嫌い!と日本語で怒鳴りつける妹。

それに対し、無表情なまま、その国であなたのお兄さんも私も死ぬまで生きるのですと朝鮮語で応える監視員。続きを読む