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連れのおばさまと、もう何日もいるみたい、と話し合っていますが、日常から離れて、ギュッと凝縮した日をワンダーランド京都で過ごしています。

出費は抑えて、スケジュールギッシリ、と相変わらずの欲張り甲斐小泉で〜す!

今日は錦経由で国の重要文化財、辰野金吾設計の京都文化博物館で先ずはボッティチェリの鑑賞。ナポレオンの叔父さんの枢機卿のコレクションで、ルネサンス絵画とナポレオン一族の肖像画や彫刻を中心の展示。

ボッティチェリの描いた聖母子のイエスのぷっくりお手手に長男のベビー時代を思い出した親バカです。

私が一番気に入ったのは、ナポレオンを揶揄した図柄のコイン。何とコガネムシがナポレオンなのです。

人から揶揄されたり、戯画化されるっていうのは、即ち大物ってことですね〜、と思わせてくれる、むちゃくちゃ風刺の効いた小品でした。

肖像と言うのは、リアルだなぁ、この人、会ったことありそう、真面目で賢そう、などなど思いました。

お昼はおばんざいの店。野菜主体のカジュアル&ライトバイキングで、旅先ではついぞ野菜不足になる身にはありがたく、お値段もありがたい博物館そばの店の名前は「はせがわ」でした。

ワタシャ、満腹です!と申し上げましたが、おばさまはイノダ本店にぜひともと言われ(→言い訳)、嬉しくアラビアの真珠をお店推奨のミルク、砂糖入りで一杯。

その後、再びアカデミックに平安神宮そばの国立近代美術館でラグジュアリーをテーマの服飾展へ。

反逆罪で処刑されたと言うエリザベス一世の最後の恋人の母親が息子の命乞いに送ったと言う私の感覚ではゴテシャンな上着。実を結ばなかっただけに鬼気迫る感じがしました。

午前中ナポレオン関係の展示を見て、フランス革命以降の歴史を思い浮かべていたので、革命の頃の貴族の服と言うのを見て、一寸先は闇だとは着ていた人は想像もつかなかったんだろうな〜、なんて事も考えました。

時代は変わり、シャネル、バレンシアガなどのデザインの未だに通用するシルエットの美しさに感心し、川久保玲の布のマジックに驚き、廃物利用に時間をプラスした新しいラグジュアリーな服にふっへ〜、と思い……おしゃれなおばさまがご執心しただけあって、なかなか面白い展示でした。

その後、おばさまのお嬢さんご推奨の円山公園の奥の方にある旅館吉水のカフェに行って参りました。ソロモン流で紹介されたばかりだそうで、結構お客様が来ました。

静かで落ち着いた雰囲気とオーガニックがコンセプト。機会があったらお泊まりしたいです。

ここで、何と八ヶ岳実践農業大学校のアイスクリームを置いているのでオーダーしちゃいました。懐かしい&おいしい!

そして、円山公園に下り、四条通りは鴨川の際で松葉のにしんそばで仕上げでした。

今日も超こゆい日となりました。\(^_^)/


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