昨晩も出かけて、連日はいかがなものかとは思いましたが、明日の最終上映日には台風4号が来るかもしれないし、今日の午後は高橋先生の手ぬい教室で、経路としては一筆書き、改めて出直すより合理的だし、などなど理由をつけて、またシネマ・ジャック&ベティへお出かけです。

 ぜひとも見たかったのに、今までに見る機会がなかった映画、八月の鯨、やっと見られました。

 思えば、制作年の1988年って、長男がベビーで、映画はもちろん、テレビ視聴だって思い通りにいかない位、ありとあらゆる娯楽を殆ど返上していた頃の事でした。

 映画黎明期の大女優、リリアン・ギッシュと、映画黄金期の立役者の一人ベティ・デイヴィスを主役に姉妹に配したこの作品、登場人物は、ギッシュ演じるセーラのおせっかいな親友が連れて来る不動産業者以外、見事にシニア揃いです。

 リリアンもベティも私にとってはリアルタイム視聴をした女優さんではなく、偉大な業績を耳目にする過去の人だったのですが、映画年鑑のようなもので見たリリアンの可憐で美しい写真、ベティの凛としたまなざしが印象的で、その彼女たちの作品、何とか大きなスクリーンで見たいと願っていました。

 若い時に聞いた、女ロッド・スチュワートと呼ばれた(?)キム・カーンのベティ・デイビスの瞳という曲も印象的でしたし・・・。



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