コガネムシのつぶやき

−甲斐小泉のドけち指南部屋ー ムダな事・モノは省いて、毎日を楽しく暮らしたい・・・

吉村順三

建築オタクな友だちと展覧会のハシゴ

  今日は横浜の友だちとハシゴで展示をふたつ見ました。

  彼女はお父様が建築家だったからかどうか、最近、とみに建築好きになっていて、特にフランク・ロイド・ライトが大好き。まずはパナソニック汐留美術館で開催中の「フランク・ロイド・ライト世界を結ぶ建築」展へ。

  TOEIC950点とかいうすごい英語力を生かして通訳ガイドをしている人なので、アメリカのフランク・ロイド・ライド財団の人を案内して東京、犬山、関西などを回ったりもしているようですが、な、なんと昨夏はシカゴに飛んで、現地の友だちに案内してもらってライトのおうちタリアセンまで行ったという筋金入りのオタクです。

  私の多くはない海外旅行経験でも、一般的な観光地では英語が万能だと実感していますが、ましてや英語の本場(米語と言うべきか)のアメリカ本土を移動するのは友人にとってはお手の物。

 シカゴからタリアセンはえらく時間がかかったと言ってました。
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吉村順三設計の廃屋????

2008年9月23日吉村順三設計の別荘?

 私、近々、建築家の吉村順三さんのお弟子さんという中村好文さんによる小さな別荘での展示会にお邪魔するつもりをしていますが、最近読んだ下重暁子さんの本に、彼女が吉村順三さんが建てた別荘を買い取る事が出来た、といささかご自慢げに書いておられることもありまして、にわかに吉村さんの名前を耳にする機会が増えているんです。

 それで、とても気になるんですけれど・・・うちの近所にあるこの廃屋。元は別荘だったものですが、吉村さんという方が住んでいたそうです。小耳に挟んだ話では「吉村順三さんの妹さんだった」との事なんですが、事実関係を確認しようにも、当主は順三さんより早くお亡くなりになっているという話ですし、その噂を教えてくれた方も既に鬼籍に入られていまして・・・私の祖母は最早そういう事に関心を示しませんし・・・

 という訳で分からない。建築物を見るのは大好きだけど、造詣が深いとはいえない私にとって、この建築物が吉村ディテールに沿ってるのかどうか、判断が出来ませんが、小ぶりながら、とてもよく出来た建築だとは思うんです。中を見せていただけたらなぁと思わせるものを、未だに持っている建物です。

2008年9月23日吉村順三設計の別荘?側面

 何しろ、我が家がお山に家を建てた頃から廃屋でして、その時からでも既に13年を経ているわけでして、それ以前からの廃屋歴をたどれば、恐らく20年位軽く越えてるのではないでしょうか。その割にはよくぞ倒壊もせずにいると感心しているのです。基本設計がしっかりしているからではないかと思います。

 何となれば、我が家の向かいのお宅も御当主が去られ、お子さんが管理されてるはずなんですが、空き家歴10年未満で、軒天という部分がべろりんちょとしていまして、この廃屋の頑丈さが伺われるというものです(さすがに、西側の壁がはがれてきてますけれど)。

 これが本当に吉村建築ならば、本当にもったいない事ですが・・・・。どなたか、お分かりの方いらっしゃいますか?

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