友人とシネマ・ジャック&ベティ映画を見て、都内から来る友人と待ち合わせランチという予定でしたが、ようやくの本格的梅雨で体調を崩した都内友人から、映画開演直前に行けないわ〜メールが来ました。

 ともあれ、まずは「すーちゃん、まいちゃん、さわ子さん」を鑑賞。

 地元紙の映画評では玉にきずは「美人過ぎる主要人物」という事でしたね〜。確かに・・・増田ミリさんの原作ではほのぼの系で、フツーの女子に見えていたすーちゃんが柴崎コウさんだからきれい過ぎ。

 しかし、不思議なものですね。服装、特に足まわりや歩き方で、超美人の柴崎さんがフツー女子に近付いて見えます。実際は幸せなご結婚をした寺島しのぶさんが、おばあちゃんの介護に追われる母を置いて自分が家を出れないというアラフォーシングルを演じていて、真木ようこさんはいかにも美人のやり手OL。不倫関係があっても、崩れた女性に見えないのがさすが。

 このまま年をとったらどうなるんだろうという不安がよぎりながらも、好きなカフェの仕事に頑張るすーちゃんの切ない恋、涙と共に不倫関係を絶って新しい路に踏み出して、それでもちょっと不安なまいちゃん。そして、幸せになれそうだったのに、相手や相手の親の身勝手な発言についていけなくて現状維持を選ぶさわ子さん。

 私の若いころに比べれば、はるかにセクハラ・モラハラに対して厳しくなった世の中とは言っても、やっぱり30代シングル女性に対しては風当たりが強いのが実情。心の中で三者三様につぶやく言葉が、頷けました。続きを読む