今日は恵比寿の東京都写真美術館で上映中の映画「ぼくはうみがみたくなりました」の鑑賞であります。

 自閉症のお子さんを持つ脚本家の山下さんが書いた小説を、有志の出資金をもとに作られた作品であります(貧者の一灯捧げましたです)。

 ストーリーを滅茶苦茶簡単に言うと、大塚ちひろさん演じる明日美という看護学校に通う女性が、ひょんな事から自閉症の青年、じゅんくんを黄色い車に乗せてドライブをする事になるのですが、自閉症の事を全く知らない明日美はじゅんくんの奇態に対して、最初は「?」状態。ところが、途中で乗り合わせた老夫婦との会話から、だんだんに理解を深め、それと共にじゅん君のありのままを受け止めるようになって行くという内容なのです。

 そこにじゅんくんの家族、弟のガールフレンドとその家族なども絡めて、当事者、保護者、支援者、行きずりの人など、様々な立場の人の反応を描いて、コマーシャリズムに乗らない作品ですが、なかなかよく出来た作品だったと思います。続きを読む