今日は訃報が3度。

 1番初めに目にしたのが、オリヴィア・デ・ハヴィランドさん。「風と共に去りぬ」でヒロイン、スカーレットが熱愛したアシュレイと結婚した、いわば恋敵。情熱の人、スカーレットに対し、楚々とした可憐な美しさで、男性は恋人にするならスカーレットを好むが、結婚相手ならメラニーを選ぶという、結婚と恋愛は別というのを、若干中学校に上がりたての時に、実感させられた役を演じておられました。

 スカーレット役のヴィヴィアン・リーをはじめとして、恐らく多くの作品関係者が鬼籍に入られたと思しき中で、ヴィヴィアン・リーと同じく二度のアカデミー主演女優賞に輝いた彼女は百寿者となって、老衰でお亡くなりになったのです。

 リバイバル上映のロードショーで「風と共に去りぬ」の壮大さに魅了された身としては、感慨深いものがあります。
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